第33話 一年半のブランクを経て復帰か…？ 【連載マンガ】初心者バイク女子の「全治一年」から始める起死回生日記

「バイクに興味はあるけど、自分で乗れる気もしないし……」と思っていたイラストレーターが、ひょんなことから免許を取ることを決意。まったくのバイク初心者が、免許取得からツーリングのあれこれなどを描いていくエッセイ風の連載です。
第33回目は、「ベーシックライディングレッスン」に参加したときのお話です。

レッスン前からもう逃げたい

足がつくようにローシートに変えたし、密かにあこがれていたBOAダイヤル付きのバイクシューズも買ったし、あとはバイクに乗るだけ……！ というところまできました。
しかし、公道を走るのはとんでもなくレベルが高いです。今の私には。

なので！日本二輪車普及安全協会さんが主催している「ベーッシクライディングレッスン」へ参加することに！！
こちらのレッスンでは、乗車前の車両点検から、乗車姿勢、はたまた教習所で行ったようなスラロームなどを行います。一年半以上のブランクがある私にとってはまさに求めていたようなレッスンです。

会場は千葉県の免許センター。ほかにもいろんな会場で行っているようです。
また、私が参加したレッスンはレディースのみの日程でした。受講料は400円と破格のお値段(※地域によって異なるようです)！！

参加当日はもちろん会場までバイクで行かなければなりません。しかし、公道を走ることが難しいからレッスンに参加するので、会場までの道のりなんて、それはそれは寿命が一年……いや五年は縮んでしまうほどの怖さと緊張感です。
なので、ほんとうに迷惑をかけていることを自覚しながら、お世話になっているカメラマン兼ライター兼編集さんにわたしのバイクで会場まで向かっていただくことになりました。ありがとうございます……！ そしてとんでもなく迷惑をかけてすみません……。

私は私で、電車とバスを使って会場に向かうことに。久しぶりの早起きでした。
「あー、緊張するなあ、ちゃんと乗れるかなあ」なんて考えながらバスに乗ります。徐々に会場に近づくと同時に、私の心臓ははちきれそうです。

緊張なんてもんじゃない！！！ もう怖くて怖くてしょうがない！！ 逃げてしまいたい！！！

そんな気持ちが頭の中にいっぱいになっていくのです。
それでも、バイクに乗りたい気持ちはその怖さに負けないくらい持っているので、会場に向かいます。

さて、ここから先レッスンは果たして無事完遂することができるのか。次回以降も読んでくださると嬉しいです！

ベーシックライディングレッスン主催：一般社団法人日本二輪車普及安全協会
https://www.jmpsa.or.jp/

マンガと文：イシクラユカ