念願の二輪免許を取得して、バイクも購入、これからバイクライフを楽しむぞ!と思った矢先、転倒→入院……。そんな悲しきバイク女子イラストレーター・イシクラユカの事故からの復帰を描くエッセイ風マンガ。第9話は、手術の説明を受けたときのお話です。

人生初の入院が始まりました。しかし、タイミングが悪く手術日はすぐに決まりません。
入院して2日ほど経ったころ、「2週間後に手術しますね」と看護師さんから説明を受けました。
「2週間も先なの!?」と内心驚いてしまいました。
そんなに遅いと、骨がずれたままくっつき始めてしまうんじゃないか……と不安に思ったりも……。
看護師さんから言われたあと、あらためて手術を担当してくれる先生から詳しい説明を受けるため、車いすで別室へ移動。
手術する箇所が多いため、必然的に手術時間が長くなるようでした。
もちろん手術は全身麻酔です。
そして、足の中に金属のプレートを入れるとか、骨と骨をボルトで固定するとか、はがれてしまった靭帯を縫い付けるとか……。
なんかもう、とても痛そうじゃないですか。
思わず涙がこぼれてしまいました。ほんとうに怖い……。
具体的な手術の内容を聞くまではそこまで怖いなんて思ってなかったのに、具体的な説明を受けると、頭の中でイメージしてしまうからか、すごく怖くなってしまいました。
そこから手術の日までは、松葉杖の練習などのリハビリを毎日やっていました。
そんなリハビリのメニューに足首を上下に動かす運動があるのですが、ほんの少ししか動かしていないのに、左足の足首に激痛が走るんです。
「これはちょっとおかしい」と検査してみると、ふくらはぎに血栓ができているとのこと……。
これはなかなかショックです。約2か月間、朝と夜に薬を飲むことになりました。
そんなこともありながら、あっという間に手術の日となります。
果たして手術は無事終わったのか……!?というのはもう分かりきっているかもしれませんが、次回詳しく書いていこうと思います!
次も読んでもらえるとうれしいです。よろしくお願いします!

マンガと文:イシクラユカ
【連載マンガ】20代女子イラストレーターがバイク乗りになるまでのお話
大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入!