コラム

走るATM発見!! トラックに乗って必要な時だけ登場「イベント会場での散財を強力バックアップ!?」

スマホ決済に慣れた現代人はイベント会場に現金を持っていくのを忘れがち

バイク乗りが集まるイベントやミーティングは、大規模なものになると来場者が1日数千人というものも珍しくありません。会場には用品メーカーやカスタムショップ、飲食店などが数多く出展し、さまざまなアイテムが売られています。

そのなかには、「会場限定商品」や「イベント特価品」もあり、つい財布のヒモが緩んでしまうライダーも多いことでしょう。
しかし、野外に設営されたテントで営業しているため、「決済方法は現金のみ」なんてお店もちらほら……。

「欲しかったものを見つけたのに、まさかクレジットカードもスマホ決済も使えないなんて……。ATMのあるコンビニは会場から遠いし……(涙)」なんてことになったらイベントの楽しさも半減です。

ところが、そんな悲しみを過去のものとする「救世主」を発見したのです!

トラックでイベント会場にやってくる「移動ATM」を発見

筆者が初めてその救世主こと「移動ATM」に出会ったのは2022年9月、ハーレーダビッドソンジャパン主催のバイクイベント「ブルースカイヘブン」の会場でした。

そこにあった「移動ATM」は、コンビニのセブン-イレブン各店舗にある「セブン銀行ATM」を丸ごと2トントラックの荷台の中に積載したもの。トラックの荷台には階段が付いていて、利用者は階段を上り、荷台の中にあるATMを利用するのです。

使用方法は、コンビニに設置されている「セブン銀行ATM」とまったく同じ。預金の引き出しはもちろん、預け入れ、残高確認、キャッシング枠からの借り出しなどもできます。

イベント会場に停まっているセブン銀行のトラック。
トラックの荷台にはATMが積載されています。
積載されているATMはコンビニのセブン-イレブン各店舗に設置されているものと同様。
トラックの荷台には階段が設置されていて、利用者が乗り込めるようになっています。
カメラが設置され、防犯対策もバッチリ。

「移動ATM」の提供元はセブン銀行!! 現在2タイプが稼働中

「ATMが荷台から降下する車両タイプ」がATMを降下させた状態。
トラックの中に入っているATM本体の種類も2種類あるそうです。

サービスを提供するセブン銀行によると「移動ATM」は2022年現在「ATMが荷台から降下する車両タイプ」と「お客様に荷台に乗り込んでいただく車両タイプ」の2タイプが稼働中で、ライブ会場や飲食イベント、スポーツイベントなどでの活躍中。設営場所は屋内でも野外でもOKだそうです。

ちなみに、イベント会場などへの設置のみで、個人への派遣はしていないとのこと。イベントを主催する法人または団体は、実施3か月前までに申請、その後の審査が必要となります。

ほかにも移動ATM車両(2トントラック)を駐車するスペースと、警備会社の車両を駐車するスペースの確保、電波と電源が確保できることなど、「セブン銀行移動ATM」の設置にはさまざまな条件があります。

スマホ決済に慣れすぎた現代人は、イベント会場に現金を持っていくのを忘れがち。移動ATMの存在は、そんな人たちにとって心強いですね!! 今後、設置されるイベントがもっと増えてくれるとうれしいかぎりです。でもそうなると、イベント会場での散財がさらに加速しそう……!?

レポート●モーサイ編集部・中牟田歩実 写真●モーサイ編集部/セブン銀行

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