【バイク擬人化漫画】ニーゴーマン!

【バイク擬人化漫画】ニーゴーマン!第49話:「ストファイ」と呼ばないで!? ネオ・スポーツ・カフェCB250R

スタイリッシュなカウルをまとったスーパースポーツモデルを中心に、維持費のリーズナブルさや、だれでも気軽に乗れる車格も手伝って、エントリーユーザーからベテランライダーまで、幅広い層からに好まれている250ccクラス。
「そんなニーゴー(250cc)モデルを中心に、各社のバイクたちに意識があったら……」なんて“if”のお話。

今回はレトロなデザインと近代的な装備を併せ持つホンダの250ccネイキッドモデル、CB250Rのお話です。
作:もるん(@MOLN2RNG
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ホンダ CB250R。エンジンは水冷249ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒で、価格は55万4040円。写真の車体色はマットガンパウダーブラックメタリック。

「カフェ風」だけどバーハンドルで親しみやすい!!

2018年5月に登場したホンダ CB250Rは、往年のカフェレーサースタイルを再現したレトロ感ただような風貌ながらもLEDライトやフル液晶メーター、IMU付きABSなどの近代的な装備を持つ「ネオ・スポーツ・カフェ」。
2022年モデルではマイナーチェンジを受けてSFF-BP倒立フロントフォークやアシストスリッパークラッチが採用され、走行性能も高められています。

一般的なカフェレーサー風カスタムではセパレートハンドルが採用されることが多いなか、CB250Rにはバーハンドルが採用されています。
そのためもあって乗車姿勢はアップライトで乗りやすく、街乗りからロングツーリングまで幅広く楽しむことのできる1台です。

一般的なカフェレーサーカスタムはセパレートハンドルになっていることが多いのですが、CB250Rのハンドルにはバーハンドルが採用されています。写真は2019年モデル。
「台形」を意識したデザイン。
上体の起きた疲れにくい乗車姿勢で乗ることができます。
レトロな外観ながら、ヘッドライトには高輝度のLEDを採用。写真は2019年モデル。

「倒立サス」「マス集中化」運動性能も抜かりなし

一方で、徹底的なマス集中化(重いパーツを車両の中央に集めることで重心を安定させること)と軽量化を行い、フロントには倒立サスペンションを採用スポーティーさの追求も忘れていません。

「重いパーツを車体の中央にまとめる」マス集中化に配慮された車体設計。写真は2019年モデル。

大型から原付二種まで幅広いシリーズ展開

CB250Rの兄弟車には大型のCB1000R、CB650R、原付二種のCB125Rがあります。
これら「新世代CB」シリーズには「凝縮感」「先鋭的」「力強さ」という一貫したイメージコンセプトがあり、小排気量のCB250RやCB125Rも存在感のあるタンクカバーを、シリーズのトップエンドモデルCB1000Rの造形と共通させることで、排気量の小ささを感じさせないクラスレスなスタイルとなっています。

CB1000R
CB650R
CB250R
CB125R

ホンダ CB250R主要諸元

【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク76.0mm×55.0mm 圧縮比:10.7 総排気量249cc 最高出力20kW(27ps)/9500rpm 最大トルク23Nm(2.3kgm)/7750rpm 変速機:6段リターン
【寸法・重量】
全長:2020 全幅:805 全高:1045 ホイールベース:1355 シート高795(各mm) 車両重量:144kg タイヤサイズ:F110/70R17 R150/60R17 燃料タンク容量:10L
【価格】56万4300円

イラスト●もるん 編集●モーサイ編集部・中牟田歩実

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