第二段階に入ったときのお話です。

前回、教官に「コースを覚えてきてね」と言われたのに、前日まですっかり忘れていた私。それでも驚異の集中力を見せて、コースは完璧に覚えたはずです!
しかし、なぜか「コースを覚えてそれ通りに走ればいい」と思っていて、法規やルールは気にしなくていいと思っていたんです。なんでだろうなあ……。冷静に考えればそんなわけないのに不思議です。
そんなふうに思ってたので、信号が赤かどうかなんて見ていなかったし、手前にほかのクルマがいても追い越そうとするしで、教官から見たら散々な生徒だったと思います。でも、コースの順序はしっかり覚えてましたよ!
具体的にどんなことを守らなきゃいけなかったかというと……
・乗車後はミラーのチェック
・出発前に左右/後方確認
・見通しの悪い交差点は必ず一時停止して左右を確認
・教習所内では前にクルマが走っていたら追い越さない
・右左折をするときに対向車が来てる場合は一時停止
・車線変更する場合は、30m手前で車両を寄せる
などなど。第一段階のときは「追い越しちゃいけない!」などは教わっていなかったため、当然のように追い越そうとしてしまいました。
……まあきっと、四輪の免許を持って臨んでいるので、分かっていて当然だから言われなかったんだと思います。もしくは、いろいろ緊張しすぎて聞こえていなかったのか……。
教習が終わったあと、教官から「イシクラさんはコースは覚えてたけど、ちゃんと法規則にならった運転をしましょうね」と言われてしまいました。ははは。
でも、今回注意をされて「法規やルールも考えなきゃいけなかった!」とかなり衝撃を受けたので、次回以降はちゃんと改善されているはずです!!
もう卒業検定までもあと少し。大丈夫でしょうか、わたし。
次からは法規則も頭に入れながら教習を受けていきたいと思います!



マンガ&レポート●イシクラユカ

大学卒業後、アシスタントとして働きながら、自身もフリーのイラストレーターとして活動。アシスタント先の先生がバイク乗りで、タンデムさせてもらったことをきっかけに「バイク乗りになりたい!」と夢見るようになった。