目次
せっかくガレージがあっても、薄暗い雰囲気では趣味人の秘密基地とは言えない。我々モーターサイクリスト編集部のガレージも、長年の使用で床は汚れ、どうもかっこよくない。そこで試してみたのが、Tec-Tile(テックタイル)。はたしてどこまで「映える」ガレージに変身するのか?
テックタイルは丈夫でおしゃれ!
プレハブやコンテナなどは、設置しただけだと地味な「駐車場」でしかない。それを自分だけの「ガレージ」に仕上げるのもまた楽しい作業だが、何を置いてもまず手を付けたいのが、タイヤの跡やサイドスタンドによる傷つきが気になる「床」だ。
本誌がお薦めする床材は、合成樹脂製のTEC Tile(テックタイル)。樹脂と聞くと耐荷重が心配になるが、裏側に多層のリブ構造を採用したその耐荷重はなんと219kgf/cm2! 3トンクラスのクルマが乗っても大丈夫というから、大型バイクでも余裕を持って乗せられるわけだ。
どんなにいいなと思っても施工が面倒では手を出しにくいが、テックタイルならその心配も無用。樹脂製のため1枚490gと非常に軽く、パーツをはめ込んでいくだけなので簡単に施工できる。注意点ははめ込む向きで、常に上からはめ込むようにするのがコツだ。同社のウェブサイトには組み立て動画が掲載されているので、それを見てから行えば問題ないだろう。
縞鋼板のような模様がガレージ感を強調するが、この模様は滑り止めの効果も持つ。
11色のカラーを用意しているため、車体色やメーカーのイメージカラーに合わせるなど自分好みの空間を作り出せるのもうれしいかぎり。愛車の駐車場を上質な〝ガレージ〟に変貌させる、テックタイルに要注目だ。
↓
施工は簡単、並べて踏んでいくだけ
テックタイルはその模様から金属のように見えるが、実は耐衝撃性や耐油性を持つ軽量な合成樹脂製。タイルの大きさは一辺33cmで、これを複数枚組み合わせガレージの床に敷き詰めていく。各パーツははめ込み式で、連結部をかみ合わせたら足で踏んでいけばいいので施工は簡単だ。1枚単位で購入できるため万が一タイルが破損しても少ない費用(1枚990円)で補修でき、もちろん撤去後の再利用も可能。赤や黄、青、オレンジなども用意される11色のカラーはウェブサイトで配色シミュレーションができる
外側に取り付けるエッジ(440円)やコーナー(220円)も用意。それらと組み合わせたセットもある。21枚の「バイク-1セット」は3万470円。32枚の「バイク-1Lセット」は4万3120円、42枚の「バイク-2セット」は5万3900円、56枚の「バイク-2Lセット」は6万9520円だ
TEC Tile(テックタイル)
1枚サイズ:330mm×330mm×13mm
重量:約490g
耐温度性:マイナス30℃〜プラス120℃
価格:990円(1枚)
レポート●片倉義明 写真●小見哲彦
オンリースタイル
03-4455-7426
https://tec-tile.jp/