ホンダ ゴールドウイング(GL1500)開発者インタビュー「スーパースポーツの名人が仕上げた極上6気筒ツアラー」

ゴールドウイング GL1500 ホンダ
1988年に登場したゴールドウイング(GL1500)。1990年に設定された上級グレード「SE」から、スクリーン下部中央にベンチレーターが設けられ、国内仕様では1995年からワイパーが標準装備となる
ゴールドウイング GL1500 エンジン ホンダ
主にアメリカ市場からの要望で排気量拡大&6気筒化されたエンジン。60度位相のクランクピンにより、各気筒の点火間隔は120度の等間隔爆発とされる。キャブレターはダウンドラフトの2連タイプ
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
1520ccの水平対向6気筒エンジンは国内仕様で最高出力97ps/5000rpm、最大トルク15.2kgm /4000rpmの性能を発揮。従来型といえるGL1200と出力的には大差ないものの、トルクは一気に4.5kgmもアップしている
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
フレームはスチール製で「ダブルクレードル型」となるが、ヘッドパイプとそこに連結される左右のメインビームの角度が開いており、ヘッドパイプを極力ライダー側へ近づけている。アンダーループとの接続部分には大型のガセットを追加し、剛性を確保
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
極力メカ部分を覆い隠すデザイン処理のため内部構造の想像は付きにくいが、足まわりはアンチノーズダイブ機構を持つフロントフォークに、右側をエアスプリング、左側をコイルスプリング+ダンパーとするツインショック式リヤサスペンションの組み合わせ
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
フロントカウル内には左右3ヵ所ずつ、計6ヵ所の外気取り入れベンチレーションを持ち、足元の2つは外気/暖気切り替え式となっている。
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
タンデムでの会話や音楽を楽しむゴールドウイングには静粛性にも重きが置かれ、無響室でのテストを経て、サルーンのように上質な乗り味が実現されたのだった
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
タンデム時の快適性もGL1200より大幅に向上したゴールドウイング(GL1500)。シート後部にはスピーカーが備えられ、その下には小物入れもある
山中勲 ホンダ
ゴールドウイング(GL1500)のLPLを務めた山中 勲氏。耐久レーサーRCB1000、CB750/900F、CB1100Rの開発に携わり、VF750F、VFR750FではLPLを務めた
初代GL1000登場の3年前に製作された、水冷式水平対向6気筒1470ccエンジン搭載の試作車
ゴールドウイング GL1500 ホンダ
ゴールドウイング(GL1500)。1988年当時の国内仕様の価格は175万円
この画像の記事ページへ
  1. 二段階右折のやり方はとても重要。原付初心者に知って欲しいルール!

  2. 原付免許で運転できる『新基準原付』4車種の価格と発売日が決定!『スーパーカブ110 Lite』『クロスカブ110 Lite』『Dio110 Lite』『スーパーカブ110プロ Lite』が新登場!

  3. 自分の愛車に合った「エンジンオイル」ってどうやって選べばいい?

  4. 愛車をもっと自分好みにするなら?世界的にカスタム人気の高い『CL500』がお手本にピッタリかも!

  5. 大排気量ツアラー一筋だったベテランライダーがXL750 TRANSALPに乗って感じた自由と楽しさとは?

  6. 原付二種相当のEVスクーター『CUV e: 』ってどんなバイク? 足つき性や航続距離など実際に触れて「わかったこと」を解説します!

  7. のんびりツーリング最強の大型バイク『CL500』がアップグレード!新色にも注目です!

  8. 【嘘だろ】2025モデル『GB350 C』が突き抜けカラーに!? これまで以上に「新車で買えるバイク」だと思えなくなって新登場です!

  9. XL750 TRANSALPで本気のオフを楽しむ!使って走ってなんぼのオーナーのバイクライフが自由だった

  10. Hondaが『EVスクーター』の普及に本気を出してきた!? 新型EVスクーター『CUV e: 』登場!

  11. 【新型登場】大人気『GB350』と『GB350 S』が大胆に変身! NEWカラーもスゴいけど……メーターやテールランプも「カスタムバイク」みたいになった!?

  12. 通勤・通学、二人乗りもOKの遊べる125cc『ダックス125』は初心者の人も安心!

  13. レブル500ってどんなバイク? 燃費や足つき性、装備などを解説します!

  14. 免許取り立ての女性ライダーが「スーパーカブ110」と「リード125(LEAD125)」に乗ってみた感想は都内の普段遣いにベストな選択

  15. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  16. 大きなバイクに疲れた元大型ライダーが「Honda E-Clutch」で体感したある異変とは?「バイクの概念が変わりました」

  17. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  18. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  19. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

  20. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

ピックアップ記事