社会問題化している「半導体不足」はバイクライフにどんな影響を及ぼすか?

2004年に発表されたBMW K1200S。この年代の時点でも車体の各部にセンサーが張り巡らせられ、車両の電子制御化が進んでいる。なお、K1200Sは量産市販モデルとしては世界初となる電子制御サスペンション車でもある
2021年に登場した3代目スズキハヤブサ。クイックシフター、エンジンブレーキコントロール、トラクションコントロール、ウイリーコントロール、バンク角や下り傾斜角に連動するABS、エンジン出力特性切り替え……などなど最新の電子制御技術がふんだんに盛り込まれいる
3代目スズキ ハヤブサの「アンチリフトコントロールシステム」(ウイリーコントロール)の説明イラスト。前後輪、メーター、ECU、IMUなど様々な箇所にセンサーや制御ユニットが設けられ、それらが統合制御されている
3代目スズキ ハヤブサが搭載するボッシュ製6軸IMU
6軸IMUはピッチ、ロール、ヨーの3軸の角速度と、前後、左右、上下の3軸加速度をリアルタイムに検知し、トラクションコントロールやABSの制御に反映。「ヒルホールドコントロールシステム」が作動するのも、IMUが坂道状態にいることを検知してくれるおかげ
3代目スズキ ハヤブサのメーター中央。選択中のライディングモードや各種電子制御の作動レベルなどを表示する液晶モニターが組み込まれている
3代目スズキ ハヤブサの液晶モニター。走行中のバンク角など表示内容を切り替えることもでき、メーターは今や「電子機器」と言っても過言ではない
3代目スズキ ハヤブサのメーターパネル
3代目スズキ ハヤブサのABSユニット
3代目スズキ ハヤブサのECM。ECM=エンジンコントロールモジュールとスズキは呼称するが、いわゆるECU=エンジンコントロールユニットに該当する
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