1充電での航続距離はどれくらいなのか? ホンダPCX エレクトリックの可能性を探る

ホンダ・PCXエレクトリック。ライダーの体重100㎏。用具や取材道具、バッグなどを加えた装備重量は約112㎏程度で、スリムなカップルがタンデムで走った状態のテスト結果と考えていただければ幸い。繰り返すが都内の通勤用途では「遅い」と感じたことは皆無。
2018年11月27日、東京都港区の東京プリンスホテル敷地内にて開催された発表試乗会。特設コースをほぼ無音で走る姿は注目の的。
EV-neoの開発で培った知見を生かしたIPMブラシレスモーターを採用。熊本製作所にある同じ生産設備を活用する利点も大きい。なお、通電制御が進化したことでEV-neoで採用されていた自動遠心クラッチは廃止。
筆者は身長178cm、体重100kg。シート高はPCX/ハイブリッドより4mm低い760mmで、足着き性は非常に良好。多少の段差はあるものの前後方向に余裕のあるシート、そして足を置くところの自由度も高いため大柄なライダーでも窮屈感がないのはさすが。かつ、小柄な人でも問題はないはず。
スタイリングは現行PCXを踏襲。パールグレアホワイトの車体色にキャンディブルーの差し色、そしてマフラーが見当たらない姿が印象的だ。なお、ホイールベースはPCX比で65mm延長されている。
Ni-Cdバッテリーをフロアステップ下部に搭載。価格は85万円をベースに3年間のリース販売とし、200台が官公庁などへ届けられた。
これがカメさんマーク。出るとかわいいが、心臓には悪い。
速度表示部の直下に10Seg表示のバッテリー残量計。また下に走行可能状態を示す丸いリングなど、ガソリン車、HV車とも表示内容が大きく異なる。バッテリー残量が残り少なくなったときには速度計の"0"の右横に出力制限インジケーターとして「カメさんマーク」が輝き、超エコランモードへ
フロントのみが作動するホンダ独自の1チャンネルABSも標準装備。リヤはドラムブレーキを採用している
PCXのフューエルリッドと同じ部分に収納された約2mのコードを持つ車体側プラグ。そちらと外部電源を接続すれば車載したままの2個のモバイルパワーパックを約6時間でゼロから満充電にすることができる
モバイルパワーパックを車体から取り外し、写真下側の専用充電器に差し込めば、ゼロから満充電まで約4時間で完了する(1個)
CUV-ES(1994年)。Ni-Cdバッテリーをフロアステップ下部に搭載。価格は85万円をベースに3年間のリース販売とし、200台が官公庁などへ届けられた。
EV-neo(2010年)。原付一種ビジネス系電動二輪車として開発。約30分でフル充電可能なリチウム電池と急速充電器も話題に。価格は税別43万3000円~
PCX ELECTRIC(2018年)。企業、個人事業主、官公庁に限定したリース専用車両として販売開始。東南アジア地域でも同様の販売がなされ、将来の電動二輪車普及のためのノウハウ蓄積を行う
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