メーカーの垣根を越えた、未来の二輪デザイナーを育てるプロジェクト「二輪デザイン公開講座」とは

「第11回 二輪デザイン公開講座」デジタルスケッチ講座の様子 パソコンと液晶タブレットを使って3Dデータに色づけしていく工程を学ぶ
「第11回 二輪デザイン公開講座」デジタルスケッチ講座の様子 デジタルスケッチ講座の様子。デジタルスケッチの長所は、3Dデータ化されているため完成後にあらゆる角度、画角に変えられる点だ
「第11回 二輪デザイン公開講座」デジタルスケッチ講座の様子 デジタルスケッチ講座の様子。ワコム製液晶タブレットを使い、グラフィックアプリケーションの使い方を実践的に学んでいく
「第11回 二輪デザイン公開講座」フィジカルスケッチ講座の様子 デザインの工程にデジタルは不可欠だが、アナログの工程も依然として重要だ。今回はコピック(カラーペン)を使って下絵に色を重ねていく工程を学んだ
「第11回 二輪デザイン公開講座」フィジカルスケッチ講座の様子 デザインの工程にデジタルは不可欠だが、アナログの工程も依然として重要だ。今回はコピック(カラーペン)を使って下絵に色を重ねていく工程を学んだ
「第11回 二輪デザイン公開講座」フィジカルスケッチ講座の様子 エンジンやフレームはおもにウォームグレイ(W)とクールグレイ(C)の濃淡で着色していく。ときに実車(奥に展示してあるスズキ GSX-8S)を見ながら色を塗る
「第11回 二輪デザイン公開講座」フィジカルスケッチ講座の様子 フリーハンドだけでなく、円定規や三角定規なども使いながらていねいに着色していく。また、仕上げには色鉛筆や修正液なども使う
「第11回 二輪デザイン公開講座」クレイモデリング講座の様子 クレイモデリングとは、粘土(クレイ)を使って実物大の外装パーツを作製する工程。やはりデジタルの画面上ではわからなかった細部などが見えてくるという
「第11回 二輪デザイン公開講座」クレイモデリング講座の様子 クレイモデリングで使用するツール。スクレイパーで大きく削り、定規やスチール板などで繊細に仕上げていく
「第11回 二輪デザイン公開講座」クレイモデリング講座の様子 今回は長方形のクレイからかまぼこ状の二次曲面を作る。定規で寸法出ししたらマスキングテープを貼り、スクレイパーで削っていく
「第11回 二輪デザイン公開講座」クレイモデリング講座の様子 仕上げ面をどれだけ円滑にできたかを確認するため、クレイにフィルムを貼る。こうすると表面の凹凸がよく見えてくる
「第11回 二輪デザイン公開講座」カラーリング(CMF)講座の様子 CMF講座では、まずモデルや仕向地(販売が行われる国や地域)によって求められるカラーや素材に違いがあること、世界中のユーザーの傾向などを学ぶ
「第11回 二輪デザイン公開講座」カラーリング(CMF)講座の様子 CMFで重要なのは製品のコンセプト。今回は「どこで」、「だれに」、「どんなふうに」バイクを楽しんでもらいたいというコンセプトを、3種のクジ引きで決定。遊び心も大切なので、なかば無茶振りなテーマが出される
「第11回 二輪デザイン公開講座」カラーリング(CMF)講座の様子 コンセプトに沿ったカラー選定とそれぞれの理由を明確にし、受講生や講師とそれが的確かどうかを綿密に話し合ったのち、サンプルに色をのせてイメージをかためる
「第11回 二輪デザイン公開講座」カラーリング(CMF)講座の様子 今回の題材はカワサキ W800。カラーだけでなく、車名のフォント(書体)もコンセプトに合わせて選定する
「第11回 二輪デザイン公開講座」カラーリング(CMF)講座の様子 こちらは完成作品のひとつ。さて、どんなコンセプトによるものかわかるでしょうか?(正解は、田舎でナイトランしたいハリウッド俳優、という難題)
「第11回 二輪デザイン公開講座」を受講した学生とスタッフ一同。長岡造形大学で直接受講したほか、インターネットによるリモート講座も行われた
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