セロー250っぽいけど…あれ、ビミョーに違う? 一体コレは何なのかというと、アメリカやカナダ、オーストラリアなどで販売されている「XT250」というモデル。言わばセローの海外専用兄弟車です。
report●モーサイ編集部
セロー? いやなんか違う!?
「軽快な乗り味でセル付き! シート高も低いし、ツーリングに最適なオン/オフモデル」として海外のヤマハで販売されているXT250。

セロー同様に足着きの良さも売りのひとつで、シート高は810㎜。……なのですが「YZにインスパイアされた長いシート」というキャッチコピーがついています。
セロー250を見慣れた日本人にはヘッドライトまわりに若干不思議な印象を覚えますが、それ以外はまさにセロー250。テールカウルの形状や9.6ℓ容量の燃料タンクからして、FIが初採用された2008年〜2017年までのセロー250がベースと思われます。
ただし「セローらしさ」のひとつである、フロントの「ハンドルスタンディング」は非装備に……。

ヘッドライトはセロー250がレンズ径100㎜なのに対し、こちらのXT250は「エンデューロスタイル」のヘッドライトとなっており、レンズ径は133㎜とやや大きくなっています。

液晶式メーターはセロー250と同様。速度、オド、ツイントリップ、時計が表示されます。
もし「欲しい!」と思った方、スミマセン、コチラ日本での販売はされていないので、写真だけでお楽しみくださいませ(ちなみに価格はアメリカでは5199ドルから、カナダでは5499カナダドルからとなっています)。