暑い夏に食べたいものといえば、 火照った体を冷やしてくれる”冷やしグルメ” が定番。一方で汗をかきながら食べる”激辛グルメ”や、疲れや夏バテを軽減する”スタミナ食”も人気だ。あなたはどちらで夏を乗り切る!?
ツーリングで立ち寄りたくなる、全国夏グルメのご紹介しましょう。
▪️体が内蔵からクールダウンしていく!
冷た〜いメニュー8選!!
1.断じて”冷やし中華”ではない「冷やしラーメン」
エリア:山形県山形市
外食の中華そばに使う年間支出額が1位の山形市にある栄屋本店が、常連客のリクエストに応えて約1年をかけて開発。1952年から提供され、市内にブームが広がった。麺もたっぷりのスープも冷たく、醤油味が一般的だ。
2.夏バテ予防にも効果的とされる「冷や汁」
エリア:宮崎県宮崎市
冷や汁は埼玉県や山形県など各地の郷土料理となっているが、宮崎県の冷や汁が鎌倉時代から伝わる伝統の味にもっとも近いとされる。味噌味の冷たい汁を、冷ました白米や麦飯にかけて食べる。
3.冷えた鶏だしのつゆをグイッと!「かほく冷たい肉そば」
エリア:山形県河北町
山形県河北町発祥の郷土料理。そば屋で飲んでいた常連さんたちの裏メニューがルーツという。具は、コリコリとした歯ごたえのある親鶏肉とネギがメインで、つゆは鶏だしだ。
4.風味豊かなそばが小皿に盛られる「出石皿そば」
エリア:兵庫県豊岡市
江戸時代中期に出石藩松平氏と信州上田藩の仙石氏がお国替えとなり、信州のそば職人によりそば打ち技術が高められた。白地の小皿に小分けにされ、さまざまな薬味で味わう。
5.“冷やし中華”に近いけど違う「呉冷麺」
エリア:広島県呉市
珍来軒が95年に考案したのが発祥。コシのある平打ち麺と、甘味とピリッとした辛さが広がる酸味控えめのスープが特徴だ。酢に唐辛子を漬けた酢からしで、味の変化も楽しめる。
6.だし汁を器に入れていただきます「出雲そば」
エリア:島根県出雲市
岩手のわんこそばや長野の戸隠そばと並ぶ、三大そばのひとつ。そばの実を皮ごと石臼で挽くため色が濃く香りが強い。三段の丸い漆器に盛られた割子そばが、もっとも有名なスタイルだ。
7.衝撃的なコラボだが意外と美味「すだまり氷」
エリア:山形県山辺町
山形県山辺町の名物。いちごなどのシロップと一緒に、杉の葉を通した酢醤油(=酢だまり)をかける。甘いものが高価だった時代に、氷に酢醤油をかけて食べたのが由来だとか。
8.名前の由来が諸説あるデザート「白くま」
エリア:鹿児島県鹿児島市
カップアイスにもなっている白くまは、鹿児島市生まれの氷菓。種類はいろいろあるが、かき氷に練乳をかけ、缶詰などの果物を盛り、粒あずきをトッピングするのが本来の姿だ。
→次ページは「激辛&スタミナメシ8選!!」
1
2