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BDSバイクセンサー真夏の祭典レポート「広い会場を生かし、オフロード体験、FMXデモ、名車見学など充実の内容」

広大な業者向けオークション会場を活用したイベント『BDSバイクセンサー真夏の祭典』

中古バイクの業者向けオークション団体の最大手『BDS』が主催するバイクイベント『BDSバイクセンサー真夏の祭典』が、8月21日(日)に開催された。
会場はオークションが行われるBDS柏の杜。なんと東京ドーム約2.5個分という広さで、5000台ものバイクを収容できる展示場を持つ巨大施設なのだ。そのほかにも2つのオークション会場や二輪自動車整備士養成施設、レストアショップなどもある。

つまり日本のバイク市場を支える重要施設なのだが、残念ながら通常時は関係者以外は入場禁止で、いわば中古バイク市場の聖域のような場所。『BDSバイクセンサー真夏の祭典』は、そんなところへ入場できる貴重なイベントでもあるのだ。

当日はあいにくの雨天だったが、バイクだけでなくクルマで来場することもできた(クルマ用駐車場と会場の往復はシャトルバス利用)。そのおかげで小さな子どもを連れたファミリーも多く見られ、バイクは約500台、クルマは約400台、およそ1500人が来場する盛況となった。また、新型コロナ感染拡大防止のため、来場者には事前エントリー制がとられ、入場時の検温、ソーシャルディスタンスの確保、マスク着用、手指消毒なども行われた。

来場者に無料配布された特典グッズ。日本バイク・オブ・ザ・イヤーの投票チケットのほか、特製キャップ、うちわ、熱中症予防の塩キャンディなどもある。
会場内には各所にテーブルセットが設けられ、広い会場を歩き回って疲れてもすぐに休憩できるようになっていた。
テーブルやイスも常にアルコール消毒し、新型コロナ感染拡大防止に努めていた。

FMXのデモがある! バイクに乗れるイベントが4種もある!

このイベントの特徴は、会場の広さを巧みに生かしたコンテンツが用意されたこと。そのひとつがFMX(フリースタイルモトクロス)。海外でも活躍中の鈴木大助、釘村孝太、鈴木耕太、高橋 仁の4選手が登場し、タイヤが滑りやすい状況にもかかわらず次々と高難度のトリックを披露。FMXを初めて見た人たちはもちろん、何度か見たことがある人たちも思わずクチが開きっぱなしになるほどで、3回行われたデモンストレーションには多くの来場者が集まった。

来場者が参加して楽しめるコンテンツは、『林道・オフロード体験』、『キッズバイク体験』、『トライアル体験』、『電動バイク試乗会』の4種が用意された。

キッズバイクはヨツバモト『MeowⅡ』と『WOOF』などの電動キッズバイクで会場内の特設ミニコースを周回。インストラクターが丁寧に乗り方を教えてくれるうえ、走行中も付き添ってくれるため親御さんも安心して子どもがバイクに親しむ様子を見守ることができた。

林道・オフロード体験とトライアル体験は、会場内の草地で行われ、どちらもプロライダーが基本的な乗り方を直接アドバイス。とくにトライアルはベータ製の本格マシンに試乗できたうえ、つきっきりのマンツーマンで基本操作を学ぶことができたこともあって、参加希望者は1時間以上の待ち時間となるほどの人気ぶりだった。

また、オフロード体験と電動バイク試乗会では、会場内のドッグランが走行コースとなり、短距離とはいうもののオフロードを走る楽しさをしっかりと体感できたのだ。

屋内会場では、バイクジャーナリスト・小林ゆきさんと、元大関・琴欧州こと鳴戸親方のトークショーが行われた。鳴戸親方は相撲界きってのバイク好きだそうで、身体が大きすぎるためバイク選びが大変といったエピソードを披露。

FMXは高さ10m以上、距離は20m以上の大ジャンプをしながらさまざまなトリックを見せる競技で、スキーやスノーボード、スケートボードなどのフリースタイル系のなかでもいちばんの迫力を持つエクストリームスポーツだ。
バイクのことをここまで詳しく語ったのは初めてという元大関・琴欧州こと鳴戸親方(左)。バイクジャーナリスト・小林ゆきさんとの掛け合いで軽妙なトークを披露し、来場者を楽しませてくれた。

「4つの乗れるイベント」キッズバイク、林道走行体験、トライアル体験、電動バイク試乗

キッズバイク体験は、小型電動バイクで特設コースを周回。波状路や丸太越えのセクションもあり、巧みに乗り越えるキッズもいた。オフロード体験と電動バイク試乗は会場内のドッグランを走ることができ、本格的なオフロード走行を楽しめた。とくに電動バイクは走行音が静かなため、こうした森林のトレッキングとの相性は最高だ。トライアル体験では、プロライダーがマンツーマンで基礎スキルを指導してくれる豪華な内容だった。

充実のコンテンツ「夏以外の開催もアリでは?」

出展ブースでは27社の協賛メーカーやショップが軒を連ね、イートスペースにはカレーやハンバーガーをはじめとするフードトラックが16台も並び、屋根付き休憩スペースで快適な食事を楽しめた。ほかにもBDSバイクセンサーのイメージガールを務める竹川由華さんの撮影会、東海大学吹奏楽研究会によるマーチング演奏も行われ、会場内では常にどこかで楽しいコンテンツが繰り広げられていた。

また、オークション会場に展示されているホンダ NR750をはじめとする貴重なヒストリックマシンを見物することもできたほか(残念ながら撮影は禁止)、会場入口付近に設けられた『オートバイ神社』に参拝して交通安全祈願する来場者も。

首都圏にありながら広大な会場のメリットを生かしたイベントは、豊富なコンテンツで来場者を飽きさせない工夫が随所にあり、バイク好きなら誰もが楽しめるものだった。夏だけといわず、屋外ですごしやすい季節にも開催してほしいイベントだ。

BDSバイクセンサーのイメージガールとして、バイクのインプレにも挑戦している竹川由華さん。撮影会ですてきな笑顔をふりまいただけでなく、雨が降るなかでもイベントレポートもこなしていた。
もともとは中古バイクを運搬していたターレットを改造してベンチを設置し、会場内のシャトルバスとして運行。広大な会場に歩き疲れたときにありがたいし、独特の乗り心地は馬車のようで存外に楽しい。
BDS柏の杜の入口付近にある『全国オートバイ神社』。イベントの帰りしなに参拝し、交通安全祈願していくライダーが多く見られた。ちなみに、オートバイ神社だけでなく、ゴルファーの健康を祈願した『ホールインワン神社』なども併設されている。

お得なセール品販売や、マニアックなバイクの展示販売も

2りんかんブースでは在庫処分セールを開催。なかでもタイヤは注目度が高く、愛車に合うサイズを探す人が多かったが、バイクで来た人はちょっぴり後悔したかも!? また、千葉県を中心にバイクセンターを展開するYBAは、東南アジアや中国から輸入しためずらしい国産車を展示販売。普段なかなか見られないバイクだけに眺めるだけでも楽しめた。タナックスやデイトナなどは草地にテントを張っての展示販売でアウトドアムードを演出。

レポート&写真●山下 剛 編集●上野茂岐

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