2023年3月24日(金)〜26日(日)にかけて東京ビッグサイトで行われた東京モーターサイクルショー。通算50回目開催の節目となった今回のショーは、主要開催日の土曜日、日曜日がいずれも生憎の雨。しかし、雨ニモマケズ……大盛況となったようです。
東京モーターサイクルショー協会が3月28日(火)に発表した開催実績速報によると、ショー開催期間3日間の合計入場者数は13万9100人で、前年の12万3439人と比べると12.7%増加しました。

また、出展者数も前年の153者から166者に増加し、小間数で見ると前年の948.7小間から1018小間に大幅増。この小間数は過去最大規模だということで、西1、2、3、4ホール・アトリウム、西屋上展示場を貸し切る大規模開催となりました。それに伴い、展示車両数も前年の560台から569台に増加しています。
ショー開催期間中には各車両メーカー、洋用品メーカーの新製品や人気製品はもちろん、なかなか実車を目にすることのできないようなカスタムマシンや実際のレースで活躍するレーシングマシンなども展示されました。
また、来場者を楽しませる企画・イベントも目白押しで「女性白バイ隊・クイーンスターズの模範走行」や「MFJトライアルデモンストレーション」、芸人のレイザーラモンRGさんやチュートリアルさんらが登壇したステージイベント、3月17日から公開されている『シン・仮面ライダー』の撮影用車両などが展示された「企画展示」が行われました。




今回の東京モーターサイクルショーは、高校性と新ライダー(2022年4月1日以降にはじめて二輪免許を取得した人)を事前のWEB登録で無料招待する「高校生&新ライダー割」を用意する、ポスターなどに使用するメインビジュアルを全国の高校生以上の学生、専門学校生、大学生から公募する、自動車関連の専門学校ブースが並んだ「進学相談コーナー」を設けるなど、「若者ライダー」にスポットライトを当てたことも功を奏してか、イベント会場には10代〜20代前半と思われる若者が複数人のグループで来場している姿も多く見られました。


レポート/写真●モーサイ編集部・中牟田歩実