続・プロのお仕事お見せします!!!
七転八倒し、艱難辛苦を味わいながら、地道に眼前のトラブルと向き合っていくのがレストア作業。
とは言えやはり個人で解決できるには限界があるし、仕上がりや失敗したときのリスクを考えると、プロの手に委ねるのもひとつのやり方である。
ということで(?)前回に引き続き、巻頭特集は様々な分野で高い技術を発揮しているプロフェッショナル達を紹介する「再生職人」。
組み立てクランクのオーバーホールや、フレームの粉体塗装、キャブレターの修理や一般&特殊溶接、クローム再生メッキなど、作業内容は多岐に渡るが、いずれも素人では到底たどり着けない鮮やかの作業を見せてくれ、取材陣が抱いた感想は「さすが」のひとこと。
取材の都合上再生にまつわる全てを網羅! とはいかなかったが、前号と合わせて読めばレストア作業で行き詰まっても解決の糸口を見つけられるだろう。
絶版旧車の長所や短所、魅力や維持する苦労などを紹介する追跡クラシックでは、戦後〜’60年代半ばごろまで生産されたBMWの単気筒シリーズ(R25〜R27)までを取り上げる。BMWと言えばフラットツインの印象が非常に強いが、車検もいらず同社のクラシックモデルと比べると比較的気軽に(?)維持できる250㏄単気筒モデル。誌上では4人の単気筒モデルオーナーやプロショップの話を聞きながら、その実態に迫っている。

●車両紹介では単気筒シリーズの最終型のR27。
また、今号から海を越えて再生されたホンダのワークスマシンRC71(R71Z)の再生録と、某契約ライダーが組んだ(と思われる)CB450エンジンの検証企画も前後編の短期集中連載としてスタート! レーサーのRCは言わずもがな、一見ノーマルに見えたCB450エンジンも実はスペシャルな代物だった!?
ちなみに今号は、これまで誌上を賑わせてきた写真の中から、季節感あふれるものを厳選したスペシャルカレンダーが付いて来ます! 本誌の発売予定日も載っており、これさえあれば買い忘れる心配もなし?