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バイクでウーバーイーツをするとき、排気量で手続きが違うって知ってますか?

ウーバーイーツの配達に使われている乗り物、8割は自転車

新型コロナウイルスの影響もあり宅配需要が増加している昨今、多くの人が利用しているウーバーイーツ。カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置き、日本国内では2016年からサービスを提供している食品配達サービスです。
ウーバーイーツは、商品の配達を行うスタッフを「配達パートナー」と呼びますが、この配達パートナーが配達に使っている乗り物は自転車を圧倒的に多く見かけます。

実際、配達やデリバリーの仕事に特化した求人情報サイト「noshift」が独自に行なったアンケートによると、8割以上の配達パートナーが自転車を使って配達しているといった結果が出ています。

逆に言えば、残りの2割の配達パートナーは自転車以外の乗り物を使って配達を行っているということになります。
自転車以外では、原付バイクなどがウーバーイーツのボックスを積んで走っているのを見かけますよね。

稼働時間の自由が利くために副業としても人気のあるウーバーイーツ、バイクで配達をしているの光景を見て、自分も持っているバイクを使って働けるのかな?と興味持つ人もいるかもしれません。

また配達パートナー経験者によるSNS上での口コミでは、「バイクを使って配達をするのは自転車に比べて難しい」といった噂もある一方で「自転車を使うよりも稼げる」という声もあます。「実際のところどうなの」って気になる方もいるのではないでしょうか?

今回の記事では、ウーバーイーツの配達パートナーをバイクで始めるために必要な事を、ウーバーイーツ配達経験者の筆者がまとめてみました。

ウーバーイーツの配達パートナーになるには審査が必要

まず当然ではありますが、ウーバーイーツの配達パートナーとして登録する必要があり、ウーバーイーツ公式webサイトで登録を行います。

流れとしては、「今すぐ登録する」をクリックし、次のページに進み、名前や住所などの情報を入力していきます。次に、登録に必要な書類のアップロードを行います。
入力情報と提出した書類を基に、ウーバーイーツ側で審査が行われます。審査については、少し時間がかかり、登録までの日数の目安などは、ウーバーイーツから届くメールに記載されています。

この審査を通過すれば、配達員として、業務を行う事ができます。

審査では提出書類に不備がないかや過去に配達員の経験があり、その際に不正を行っていないかなどのチェックがあるようです。登録の際に、書類のアップロードが必要となりますが、必要な書類の種類は、どの移動手段を使って配達を行うかで変わります。

自転車で行うのか、バイクで行う場合は、何ccのバイクを使用して配達を行うかで異なります。自転車の場合が最も必要な書類が少なく、バイクの場合、原付(二種の125ccまで含む)が最も少ない書類で始められます。

126cc以上のバイクを使う場合、登録時の必要書類が多くなる

タイプ別に必要な書類は次のようになります。

原動機付自転車(125cc以下)の場合

中古市場で安価に入手できるためか、ウーバーイーツの配達に使われているのをよく見かけるホンダ・トゥデイ(49cc)。原動機付自転車に分類される車両なので、4種類の書類を提出するだけで配達に使用できる。
ガスト、ピザハットなど、大手チェーン飲食店の配達にも使われているホンダ・ジャイロX(49cc)。原動機付自転車に分類される車両なので、4種類の書類を提出するだけで配達に使用できる。

・自動車損害賠償責任保険証明書 (自賠責保険証)
・運転免許証
・ナンバープレートの写真
・プロフィール写真
※書類とナンバープレートの番号が同じであること

軽二輪(126cc~250cc)の場合

荷台も取り付けやすい形状からか、ウーバーイーツの配達に使われているのをよく見かけるヤマハ・マジェスティS(155cc)。軽二輪車に分類されるので、登録には6種類の書類が必要。
荷台も取り付けやすい形状からか、ウーバーイーツの配達に使われているのをよく見かけるホンダ・PCX150(149cc)。軽二輪車に分類されるので、登録には6種類の書類が必要。
もちろん、スクータータイプだけではなくマニュアル車も同様に登録できる。写真はバイク便でよく使われているホンダ VTR(249cc)。軽二輪車に分類されるので、登録には6種類の書類が必要。

・運転免許証
・軽自動車届出済証
・自動車損害賠償責任保険証明書 (自賠責保険証)
・任意保険または自動車共済証書
・事業用車ナンバープレートの写真(背景が黒で黄色字のプレートか背景が緑で白字のプレート)
・プロフィール写真
※書類とナンバープレートの番号が同じであること

自動二輪(250cc超)の場合

ハーレーダビットソン・ウルトラリミテッド(1868cc)。車両重量400㎏超のビックバイクであっても、正規の手順を踏んで登録をすればウーバーイーツの配達に使う事ができる。

・運転免許証
・軽自動車届出済証
・自動車損害賠償責任保険証明書 (自賠責保険証)
・任意保険または自動車共済証書
・事業用車ナンバープレートの写真(背景が黒で黄色字のプレートか背景が緑で白字のプレート)
・プロフィール写真
・自動車検査証 (車検証)
※書類とナンバープレートの番号が同じであること

事業用車ナンバーって何?どうやって取得する?

原付以外の126cc以上のバイクを使い配達員を行う場合、事業用車ナンバープレートが必要になります。

タクシーなどのナンバープレートが一般の物とは異なった色をしているのをみた事があるのではないでしょうか? これは、「貨物軽自動車運送事業法」という法律で、お金をもらって、人や物を運ぶ場合は事業用ナンバーを付けなければいけないと定められているからです。

バイクの場合、126cc以上の車両で業務として配送をする場合などはこの法律に該当します。
事業用ナンバープレートを取得するためには、自分の住所を管轄している運輸局へ行き、窓口でいただける書類を記入の上提出といった手続きを行います。

事業用ナンバーを取得せずに126cc以上のバイクを配達に使うのは違反

本音でいうと、事業用ナンバープレートって取得がめんどくさい……という人もいると思います。
このため「自転車で配送することにしてウーバーイーツの配達パートナー登録をした後、実際にはバイクで配達をしたらいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ズルはしないほうがいいでしょう。

なぜなら、ウーバーイーツは、登録時に申請した車両以外を配達に使うことを禁止するルールを作っていて、これに違反すると、登録が抹消されたり配達料がもらえなくなったりする可能性があるからです。
「登録してある車両と異なる車両を配達に使っていること」はどうしてウーバーイーツの運営にバレてしまうのでしょうか。

バレる要因は色々あるようですが、ひとつ例に挙げてみますと商品を受け取ったユーザーのアンケートの項目で、配達員の車両について問う項目があります。このアンケートの結果から違反が判明することが多いようです。

業務用ナンバーを取得すると、今までの任意保険が使えなくなることも

ほとんどのライダーが、任意保険に入っていると思いますが、事業用ナンバーに変える事で、これまでと同じ保険が使えないといった事例があります。
筆者の場合は、毎月の料金などもほとんど変わらず、継続できましたが、保険の変更で料金が変わる可能性があるため、事業用ナンバーにする際は、現在の保険会社へ相談してみましょう。

バイクでウーバーイーツの配達パートナーをするメリットは?

ウーバーイーツの配達パートナーをバイクで行う場合、結構手続がめんどくさいと感じた方もいるのではないでしょうか?
ただ、見方を変えると、やる人が少ないからこそ有利になるとも言えます。例えば、以下のような場面でメリットを感じられます。

・配達の際、お店からお客様の距離が遠いほど金額が上昇するため、バイクだと報酬面で有利
・配達経路に坂道が多いと、自転車を使う配達員は敬遠するため、結果的に配達依頼が多く入る
・自転車での配達のような体力が不要で長い時間働ける


ウーバーイーツの配達はバイクでも行えますが、必要な手続きはバイクの種類によって変わることには注意が必要です。126cc以上のバイクを配達に使う場合、ナンバープレートを業務用のものに変えなければいけないので手間がかかりますが、遠くまで配達できるなどメリットもあるようです。
これからウーバーイーツの配達パートナーを始めようと考えている人は、ルールをしっかり守った上で、自分のスタイルに合った移動手段を選んでみてはいかがでしょうか。

レポート●タケ 編集●モーサイ編集部・中牟田歩実 写真●モーサイ編集部

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