首都高速道路は、第三京浜と首都高速横浜北線の接続点である港北JCT/ICと周囲の一般道と、東名高速・横浜青葉ICおよび国道246号をつなぐ首都高速・横浜北西線を3月22日16時に開通すると発表した。
同線は、神奈川県横浜市の都筑区と青葉区をつなぐ、総距離7.1kmのうち4.1kmがトンネルとなる自動車専用道路。東名・横浜町田ICと、国道1号のパイパスである横浜新道/横須賀市方面に伸びる横浜横須賀道路/首都高速狩場線といった横浜市内を走る主要道路をつなぐため渋滞が多い保土ヶ谷バイパスを補完する道路となる。
横浜青葉JCT、横浜港北JCTともに双方向に行き来可能。東名〜首都高、首都高〜第三京浜はいずれも料金所を通過する必要はあるが、横浜北西線〜横浜北線は道路が直結しているため分岐はなく、料金所も設置されていない。また、両JCTともに一般道からの流入や流出も可能だ。
同線が開通すると前述の保土ヶ谷バイパスの渋滞の改善だけでなく、周辺道路の渋滞や交通環境の改善も期待できる。さらに、横浜港や羽田空港と横浜青葉IC間の物流がスムーズになり、災害時の道路ネットワークの信頼性も向上する。
ライダー目線で言えば、東名高速を使って首都圏に向かう場合、赤レンガ倉庫や横浜中華街、山下公園や横浜ベイブリッジなど観光スポットの多い横浜市港湾部へのアクセス性が大幅に高まるのはうれしいところ。また、最終的に千葉県方面まで向かうライダーは東京湾アクアラインへのアクセス路が増えるため、より快適に走ることができるはず。疲労の軽減や事故の防止という意味でも、横浜北西線の開通は大きなメリットになるはずだ。
まとめ●モーサイ編集部 写真提供:首都高速道路株式会社
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