「空冷の大きいバイクって乗ったことがないから、どんな感じなんだろう?」と立派なフィンを持つホンダCB1100EXに興味津々の“とっきー”ことときひろみさん。「空冷4気筒らしさ」をさらに際立たせたという新型CB1100EXなら、きっとすぐその虜になってしまうはず!
まとめ●モーターサイクリスト編集部 photo●小見哲彦
■エンジンの力強さにビックリ!!
「すっごいパワー! 低回転から背中を押されるみたいに、グ~ッっと加速していく感じ、初めてかも」
普段750ccのスーパースポーツに乗るときひろみさんが驚く。長い歴史の中で、多くのモデルがあるホンダCB。それだけに、世代によって思い浮かべるバイクやその印象もさまざまだが、ときひろみさんは以前乗ったことのあるCB400スーパーフォアで感じた「CBはジェントルなスポーツバイク」というイメージが強かったという。だから、CB1100EXのエンジンの力強さにビックリしたようだ。
空冷エンジンのCB1100EXは最高出力やスピードを追求してはいない。むしろ、日常的なシチュエーションでビッグバイクを大らかに操る醍醐味を追求したモデルだ。ときひろみさんが感じたのは、まさにそれだったのだ。そのうえ、2017年のモデルチェンジでは車体の軽量化が図られたほか、アシストスリッパークラッチを採用。“日常域での楽しさ”を多くのライダーが味わえるよう、熟成も図られている。
シーサイドラインを流したあとに入ったカフェの駐車場で、真剣な眼差しをエンジンに向けるとっきー。
「エンジンに存在感みたいなものがある気がするんです。何だろう?」
もしかしたらそれ、CB1100シリーズが追求した「空冷4気筒のエンジンフィーリング」かもしれませんよ!? 今日はそれをじっくり確かめて、存分に楽しんでください!
→後編に続きます!
ときひろみ
●TV出演、イベントMCなどで大活躍中のタレント。愛車は750ccのスーパースポーツや、700ccのネイキッドなど多数。各地のバイクイベントでも彼女に出会ったことのある人も多いはず!
ホンダ CB1100EX
●2017年1月に登場した新型CB1100シリーズは、新形状のマフラーやエアクリーナーの改良で、より空冷4気筒らしいエンジンフィーリングを追求。クラシックなスタイルのEXは、縁に溶接痕のないフランジレスタンクや、ヘアライン加工を施したアルミサイドカバーなど、所有する喜びを高めるパーツも装備されている。
【specification】
【エンジン・性能】種類:空冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:73.5×67.2㎜ 総排気量:1140㎤ 最高出力:66kW<90ps>/7500rpm 最大トルク:91Nm<9.3kgm>/5500rpm 燃料タンク容量:16ℓ 変速機:6段リターン 【寸法・重量】全長:2200 全幅:830 全高:1130 ホイールベース:1490 シート高:780(各㎜) 車両重量:255㎏ タイヤサイズ:110/80R18 140/70R18 【価格】133万8120円 【カラー】赤、青
(問)Hondaお客様相談センター 電話0120-086819