やって来ました三島スカイウォーク
三島スカイウォークの駐輪場は屋根、チェーンポール付きのバイク専用。
ライダーを歓迎してくれる姿勢が嬉しいですね。
30台のバイクが停められるそうなので大人数でのツーリングでも安心です。

まだまだ入りそうだ……
G-Dink250iのシート下は余裕の収納スペース。
これでもうヘルメットを持ち歩かなくて済みます。ありがたや。

ヤッホ~〜〜!すごいスケール。主塔の高さは堂々の70m
奥に見えるでっかい橋が三島大吊橋(往復通行料大人1000円)。
全長400mで日本一長い歩行者専用吊り橋で、2100人が同時に乗っても大丈夫な設計になっているのだそう。
橋の床部は一部が金網で70m下の地面がチラチラ見えます。橋の揺れと相まってものすごいスリル。

見た目もミストも涼しい〜
敷地内の通路にはひまわりミストがいっぱい。前を通ると涼しさで生き返る心地。
夏を感じるアイテムでした。

星のアイス(500円)は濃厚でおいしい!
この日は気温35℃のピーカン照り! アイスで更に涼みましょう。可愛い見た目で食べるのがもったいない……とは思ったのですが、溶けちゃうのですぐに美味しくいただきました。
ひまわりミストと可愛いアイスで涼んだところで、いよいよ本命のATV体験へと向かいます。
三島スカイウォーク概要
http://mishima-skywalk.jp/guide.php
●住所:〒411-0012 静岡県三島市笹原新田313
箱根新道 箱根峠I.C.より 約10分
●TEL:055-972-0084
●営業時間:季節によって異なる
バギー体験料金は通常4000円/人
えっ、こんな道もいけちゃうの!?
受付を済ませて木陰が涼しい坂を少し登るといよいよ本日のメインイベント「ゴーゴーバギー」でお世話になるATV、MXU150Xとご対面。
鮮やかな黄色い車体がズラッと並ぶ姿は壮観ですなぁ。
三島スカイウォークには全部で5台のMXU150Xがあり、1回のツアーで最大4人が参加できるそうです。
16歳以上概ね70歳くらいまで体験でき、料金は1ツアー1時間で通常4000円/人。
ご予約はWEBでこちらから↓
http://mishima-skywalk.jp/13020/

己の強さを背中で語るMXU150X。
百戦錬磨感を感じさせるタイヤ、頑丈そうなリヤアクスル周り。
お〜、これは確かにどんな障害物も越えていけそう。「オフ車より悪路に強い」は本当かもしれない…と、期待が膨らみます!
かつては2輪ライダーだったというインストラクターの塩崎さん。
実物のMXU150Xを前にして操作方法を丁寧にレクチャーしてくれるので、初めてでも安心。
シフトノブをニュートラルに入れないとエンジンが掛からないのですが、何度やってもそれを忘れる筆者。
でも大丈夫。できるようになるまで優しく教えてくれました
操作方法のレクチャーが終わったらいよいよイグニッションON!
シフトノブがついていてバック走行ができることと、アクセルがレバー式ということ以外はほぼAT二輪と同じ操作方法。20㎝ほどもある木の根も超えるというパワーを操りきれるか心配だったのですが、舗装路をゆっくり走る分には、遊園地にある100円のパンダの乗り物と同じような体感地上高と安定感です。
いきなりすごい勢いで動いたりはしないので怖がる必要はありませんでした。
いよいよオフロードコースにレッツGO!
林へと続く舗装された坂道を、インストラクター・塩崎さんの後ろについてぞろぞろ登っていきます。
あ、あれ……思ったよりもガッツリ木立の中に入っていきますね。
これは完全に森林です。オンロードバイクなら早くも転倒していそうなラフな道ですが、MXU150Xは何の不安も感じさせずに進んでいきます。
少し木立が開けたところに出たので、ついにアクセルを押し込んでの加速体験。
後ろから押し上げられるような力強いトルク感で車体がぐいっと前に出て、砂ぼこりを巻き上げて猛進。
気分はサバンナを走るバイソンです。ドドドドドドドドドドドド。
激しい地面の起伏に揺れる車体を中腰でいなしながら、ステアリングと体重移動を併用して操作する感覚は、クルマやバイクにはない魅力を感じさせてくれます。
オフロード車でも立ち往生するような悪路もアクセルひと押しでヒョイッと乗り越え。
MXU150Xは「この段差……行けるかな」という迷いとストレスから開放された乗り物でした。
木の根や石を乗り越える爽快感にやみつきになり、むしろあえて探して乗り越えに行っちゃいました。
低速域で重厚なパワーを見せるMXU150Xですが、慣れてくれば意外とスピードも出ます。
生身で風を感じられるというバイク同様の魅力を持ちつつも、転倒する心配なく林の中を駆け抜けられるはず。
ライダーなら絶対に好きになれる乗り物だと思いますよ。
インストラクター歴4か月という塩崎さん。熟達すれば涼しい顔でこんなこともできちゃうみたいです。
ちなみに悪路走行中はボヨンボヨンと激しく揺れるので「車体ごとひっくり返るんじゃないか……」と心配する体験者もいるそうですが、二輪車製造で培われたKYMCOの技術力が活きた車体はバランスが良く、写真のように片側2輪が完全に地面から離れても、簡単にはひっくり返らないのでご安心下さい。
思いっきりオフロード走行を楽しんだ後はグループごとに記念撮影。
先程までの荒々しさとは打って変わって悠然とした姿を見せるMXU150X。
日本一の吊橋をバックに、青空に映える黄色い車体。これはインスタ映えも間違いなしですね。