ニューモデル

ハーフフェアリングやパニアケースを装備したレブル1100Tを発表

ホンダは、欧州および北米でレブル1100のバリエーションモデルとして、大型のフェアリングなどを標準装備したCMX1100Tレブル(北米名レブル1100T)を発表。イタリア・ミラノの開催されるEICMA2022(ミラノショー)に出展する。

CMX1100T レブル(欧州仕様)

レブル1100は、アフリカツインやホーク11などと同じ1082cc並列2気筒OHCエンジンを搭載するクルーザーモデル。大人気のレブル250の長兄モデルであり、6速マニュアルミッションに加えて大型自動二輪のAT限定免許でも運転できる6速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)も選択可能とし、きわめて良好な足着き性も備えている。

今回発表されたのは、小型スクリーンを備えたハーフフェアリングと、コンパクトなハードサドルバッグ(パニアケース)を装備した、いわゆる「バガー」と呼ばれるツーリングモデル。
この大型フェアリングは純正アクセサリーのスクリーンカウルとは異なるデザインを採用しているため、オプションのヘッドライトカウルを標準装備したレブル250Sエディションのようなモデルではない。

CMX1100T レブル(欧州仕様)
日本でも販売される純正アクセサリーのスクリーンカウル

サドルバッグの容量は右が16L、左が19Lで合計35L。左右合計で60Lの容量を持つゴールドウイングほどではないが、積載性が高まったのはうれしいかぎり。しかもハードタイプなので雨風などを気にしなくていいのも有り難い。

そのほかのスペックはレブル1100とほぼ共通。64kW(87馬力)のパワー、98Nm(10.0kgm)のトルクにも差は見られない。なお、欧州仕様のカラーはガンメタルブラックメタリックだが、北米仕様にはボルドーレッドメタリックも用意される。

メーターやハンドル周りのデザインもレブル1100で見慣れたものだ
北米仕様のボルドーレッドメタリック

なお、Twitterのホンダ公式アカウント(@HondaBike_hmj)から「国内モデルについては今後の情報発信をお待ちください」との発信があり、またHondaGOバイクラボ(https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/)では2023年の国内販売を予定とアナウンスされている。早期の国内導入を期待したい。

CMX1100T レブル主要諸元(欧州仕様)

[エンジン・性能]
種類:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ ボア×ストローク:92mm×81.5mm 総排気量:1084cc 最高出力:64kW/7000rpm 最大トルク:98Nm/4750rpm 変速機:6段リターン[6速DCT] 燃費:20.4km/L
[寸法・重量]
全長:8840 全幅:853[834] 全高:1115 ホイールベース:1520 シート高:700(各mm) 車両重量:238[248]kg タイヤサイズ:F130/70B18 R180/65B16 燃料タンク容量:13.6L
※[ ]内はDCT

まとめ●モーサイ編集部

問い合わせ先

ホンダ
お客さま相談センター:0120-086819
https://www.honda.co.jp/motor/

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