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最新排出ガス規制に適合し、車体色も変更
2022年9月20日、カワサキから400ccフルカウルスポーツ・Ninja400の2023年モデルが発売されます。主な変更点は令和2年排出ガス規制への適合と、カラー&グラフィック変更です。
価格は72万6000円から75万9000円へ、約3万円の値上となりました。
398cc水冷並列2気筒のエンジンは、最高出力48ps/1万rpmの性能は変わらず。一方、最大トルクは従来型の3.9kgm/8000rpmから3.8kgm/8000rpmと僅かに変更されています。車体サイズや車両重量に変更はありません。
2023年モデルではスタンダードモデル2色に加え、KRTエディション(Kawasaki Racing Teamカラー)もカラー&グラフィックが変更されました。
スタンダードモデルの新色は「白」と「黒×緑」
従来のスタンダードモデルは「メタリックマグネティックダークグレー×メタリックスパークブラック」と「メタリックマットトワイライトブルー×メタリックグラファイトグレー」というダーク系カラー2色のラインアップでしたが、今回発売される2023年モデルでは一転してヘッドカウルからアンダーカウル、フェンダーまでほぼ真っ白の「パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー」が登場し、黒地にライムグリーンのラインが入った「エボニー×メタリックマグネティックダークグレー」の2色のラインアップとなります。
白系カラーのNinja400は、2019年9月1日に発売された2020モデルの「パールブリザードホワイト×メタリックスパークブラック」以来、約3年ぶりです。
2023年モデル Ninja400


2022年モデル Ninja400


2020年モデルの「白系カラー」

KRTエディションは新グラフィック&アンダーカウルの色が緑に
KRTエディションについては従来型、2023年モデルともにカラー名「ライムグリーン×エボニー」で変更ありませんが、グラフィックが変わりました。
グラフィックの大きな変更点はアンダーカウルの色で、2023年モデルでは従来型の白からライムグリーンに変更されています。また、従来型では車名ロゴ以外は黒だったサイドカウルが、2023年モデルでは黒×緑のツートンカラーとなっており、全体的にライムグリーンの占める面積が多くなった印象です。
2023年モデル Ninja400 KRTエディション

2022年モデル Ninja400 KRTエディション

カワサキ Ninja400(2023年モデル)主要諸元
[エンジン・性能]
種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒 ボア・ストローク:70mm×51.8mm 総排気量:398cc 最高出力:35.3kW(48ps)/1万rpm 最大トルク:37.2Nm(3.8kgm)/8000rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:1990 全幅:710 全高:1120 ホイールベース:1370 シート高:785(各mm) タイヤサイズ:F110/70R17 R150/60R17 車両重量:167kg 燃料タンク容量:14L
[車体色]
パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー
エボニー×メタリックマグネティックダークグレー
ライムグリーン×エボニー(KRTエディション)
[価格]
75万9000円
まとめ●モーサイ編集部・中牟田歩実 写真●カワサキ