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【スズキ カタナ】2022年モデルが2月に発売「2馬力アップ&電子制御を強化! 青カタナが新登場」

カタナ 2022 スズキ

スズキ カタナ2022年モデル、エンジン関連の変更点

初代カタナこと「GSX1100S KATANA」をオマージュしたデザインや、スポーティな走行性能が支持を集めているスズキ KATANA(カタナ)。
その2022年モデルが2月25日に160万6000円で発売されます。

2022年モデルのスズキ カタナ(マットステラブルーメタリック)
2022年モデルのスズキ カタナ(ミスティックシルバーメタリック)

エンジン周りの変更点としては、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制への対応と出力特性の改良、電子制御機構のアップデートが中心です。

スーパースポーツ・GSX-R1000(K5)をベースとするエンジン自体は従来型と基本的に同様ですが、最高出力は従来型148ps/1万rpmより2psアップの150ps/1万1000rpmに。最大トルクは従来型10.9kgm/9500rpm→新型10.7kgm/9250rpmと数値こそわずかに低くなっていますが、出力特性を滑らかにすることで扱いやすさが高められているといいます。
最大トルク発生回転数は250rpm低くなり、最高出力発生回転数が1000rpm上がっているので、スポーティな走りを楽しむ場合「使える領域」も拡大しているでしょう。
また、電子制御スロットルが新採用されたことで、出力特性をA(アクティブ)、B(ベーシック)、C(コンフォート)と3段階に切り替えることができるようになりました。

そのほかの電子制御面に関しては、従来型では作動レベルの調整が「3段階+オフ」だったトラクションコントロールはより精密な制御が行われるようになり、作動レベルに関しても「5段階+オフ」とより細かな選択も可能に。
そして、アシスト&スリッパークラッチ、アップ/ダウン両対応のクイックシフターも新採用となっています。

2022年モデルのカタナのエンジン(写真は海外仕様)。最新の環境規制に適応したうえで、最高出力150ps/1万1000rpmに。最大トルク10.7kgm/9250rpmの性能を発揮。
2022年モデルのカタナのエンジン(写真は海外仕様)。カムシャフト、バルブスプリング、クラッチ、電子制御スロットルボディ、エアクリーナーボックス、エキゾーストシステムが新設計となっている。

スズキ カタナ2022年モデル、車体面の変更点

フレームやサスペンション、ホイールなども従来型から大きな変更点はありませんが、ハンドルバーをラバーマウント化し長距離走行時の快適性が高められています。

車体色も一新され、マットブルーが新登場。歴代モデル含め「カタナ定番」と言えるシルバーは継続して設定され、計2色のラインアップとなります。
車体色によってホイールのカラーが変わるのも新型のポイントのひとつで、マットブルーにはオレンジ、シルバーにはシルバーのホイールが組みわせられます。

なおシルバーに関しては一見従来型と同様に見えますが……タンクの「SUZUKI」ロゴが赤→黒と変更されています。

振動を抑制し、快適性を向上させるためラバーマウント化されたハンドル。黄色い部分がラバーマウント部(イラストは海外仕様のもの)。
マットブルー(マットステラブルーメタリック)はオレンジのホイールを組み合わせる。
シルバー(ミスティックシルバーメタリック)はシルバーのホイールとなる。また2カラー共通で、フロントフォークアウターチューブはゴールドとなっている(従来型はブラック)。

スズキ カタナ主要諸元(2022年モデル)

[エンジン・性能]
種類:水冷4サイクル並列4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:73.4mm×59.0mm 総排気量:998cc 最高出力:110kW<150ps>/1万1000rpm 最大トルク:105Nm<10.7kgm>/9250rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2130 全幅:820 全高:1110 ホイールベース:1460 シート高825(各mm) タイヤサイズ:F120/70ZR17 R190/50ZR17 車両重量:215kg 燃料タンク容量:12L
[車体色]
マットステラブルーメタリック、ミスティックシルバーメタリック
[価格]
160万6000円

まとめ●上野茂岐 写真●スズキ

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スズキお客様相談室 TEL:0120-402-253

 

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