目次
知っていると役に立つ!?「パンアメリカ実用トリビア」
オフロード走行に特化した走行モード・サスペンションモード
続いては、実用的なお役立ち情報。
まず走行モードに関してです。
パンアメリカ1250には、シチュエーションに応じてエンジンの出力特性や電子制御のセッティングを変化させられる「ライディングモード」変更機能があります。
その中の「オフロードプラス」モードは、リヤホイールのABSや前後ホイールのリフト抑制機能などが解除され、タイヤの横滑りや空転を防ぐトラクションコントロールシステムも介入が最小限になるなど、熟練したライダーがオフロードでパンアメリカ1250を走らせるのに適したモードです。
実はこのモード、吊るし(ノーマル)の状態ではなく、本格的なオフロードタイヤへと換装されていることを前提としているのです!
具体的には、ハーレーダビッドソン純正アクセサリーとして用意されているミシュラン・アナキーワイルドが推奨されています。これはオフロード走行に対してかなり「ガチ」な姿勢を示していると言えるでしょう。
なお、パンアメリカ1250スペシャルは走行モードに加えて、減衰力を自動調整する電子制御サスペンションのモードも変更が可能なのですが、未舗装路用としては、林道や凸凹道に適した「オフロード・ソフト」モードと、柔らかいローム質の地形に適した「オフロード・ファーム」という2つのモードが設定されています。細やか!
日本語画面のメーター上では「オフロード・ソフト」が「オフロード・軟」と翻訳されるのはご愛嬌。

使い方に応じて収納アイテムを素材別に用意
次に、純正アクセサリーのケース&バッグについて。
リヤ周りの後方とサイドに装着する大容量収納ケースはアドベンチャーバイクの定番パーツですが、パンアメリカ1250にはFRP製の「スポーツラゲッジシステム」と「アルミニウムラゲッジシステム」の2種類のケースが純正アクセサリーとして用意されています。
さらに、防水素材で作られた「ソフトラゲッジシリーズ」という選択肢も。
このラインアップは何のためかというと、オンロードメインのユーザーとオフロードメインのユーザー、両方にとっての利便性を確保するためなのです。詳しくは以下の写真説明を読んでみてください。この分類は、パンアメリカ1250に限らず、ケース・バッグ選びにも役立ちますよね。



さて、長くなりましたが、これでも紹介できたのはパンアメリカ1250の機能と魅力のほんの一部のみ。もし興味があれば、ぜひとも試乗をお薦めします。やっぱり、バイクを理解するには乗るのが一番ですからね!
ハーレーダビッドソン パンアメリカ1250シリーズ主要諸元

[エンジン・性能]
種類:水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:105mm×72mm 総排気量:1252cc 最高出力:112kW<152ps>/8750rpm 最大トルク:128Nm<13.1kgm>/6750rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2265 全幅:── 全高:── ホイールベース:── シート高:890(各mm) *パンアメリカ1250スペシャルで最も車高調整機構が下がったときのシート高は830mm タイヤサイズ:F120/70R19 R170/60R17 車両重量:245kg(スタンダード)/258kg(スペシャル) 燃料タンク容量:21.2L
[車体色]
スタンダード:ビビッドブラック、リバーロックグレー
スペシャル:ビビッドブラック、ガーントレットグレーメタリック、デッドウッドグリーン、バハオレンジ×ストーンウォッシュホワイトパール
[価格]
スタンダード:231万円~233万9700円
スペシャル:268万700円~278万6300円






レポート●モーターサイクリスト編集部・林 康平 写真●山内潤也/ハーレーダビッドソン/ドゥカティ/SHOWA 編集●上野茂岐
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