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【ホンダCB1000GT】2026年のホンダ期待の新星は、欧州最強のツアラーになるか!?

前後電制サス装備で、ライバルはヤマハ トレーサー9GT+、スズキGSX-S1000GX!?

日本初披露となったCB1000GT

ホンダは2025年11月26日、国内二輪専門メディア向けに新型スポーツツアラー「CB1000GT」の実車を公開した。同モデルは、10月に開催されたEICMA(ミラノショー)でワールドプレミアされたモデルで、今回が日本初披露となった。会場に展示されたのはほぼ日本仕様の車両で、開発責任者による説明も行われた。

CB1000ホーネットともCB1000Fとも違う外観。ホイールベース延長は最低限で、ハンドリングは軽快。欧州では標準装備で、日本では別売となる模様のサイドケースも似合う
CB100GT:グランプリレッド
CB100GT:グランプリレッド
CB100GT:グランプリレッド

CB1000GTは、CB1000ホーネットをベースに開発されたスポーツツアラーで、タンデムや荷物積載を想定した専用設計のシートレールやフレームマウントのカウリングを採用している。さらに、走行状態や路面環境に合わせて前後サスの減衰力を自動調整するSHOWAの電子制御サスペンション「EERA」を標準装備し、快適性とスポーツ性を高次元で両立させているのも大きな特徴。

ハンドル位置はアップライトな設定。タンク容量は21Lで航続距離340km以上。USBタイプCのソケットをメーターの近くに設置する
視認性の高い5インチフルカラーTFTメーターを標準装備し、スマートキーシステムも採用
CB1000ホーネット、CB1000Fと共通性の高い左操作系だが、これにクルーズコントロールスイッチ、グリップヒーター用スイッチなどが付加されている
右スイッチはスターター&キルスイッチ、ハザードスイッチを配置

エンジンは、CB1000ホーネットやCB1000Fと同じくCBR1000RR(SC77)系をベースとした水冷並列4気筒1000cc。ホーネットの仕様をベースとしながら、専用FIと電子制御スロットルにより扱いやすさを向上させており、最高出力は149.6ps/11000rpm、最大トルクは10.4kgm/8750rpmを発揮。スロットルの開け始めのパワーの出方をより滑らかにするなど、長距離走行での疲労軽減にも配慮された特性になっているという。

長距離ツーリングでの疲労軽減のため、ホーネットよりも滑らかな出力特性に最適化。走行モードでサスペンション設定も変化する

そのフォルムやスタイルから想像できるライバルは、ヤマハ トレーサー9 GT+やスズキ GSX-S1000GX辺りとなるだろう。シート高は825mmで、ホーネットの809mmより高いが、タンクやシートは絞られており、数値より足着きは悪くなさそう。高く手前に設定されたハンドル位置、タンク形状やステップ位置の最適化により、リラックスした自由度の高いライディングポジションを実現している。これはツーリングで快適に走り続けられそうだ。

シート高はホーネットより16mm高いが、スリムなため足着き悪化は最低限。パッセンジャーの快適性、荷物積載性も考慮されている

ほかにも、片手で5段階の高さ調整ができるウインドスクリーンやグリップヒーター、センタースタンドなどを標準装備するほか、ライディングモードにはスタンダード、スポーツ、レインのほか、新たに「TOUR」を追加(ほかにカスタムモードもある)。クイックシフターやクルーズコントロールなど、旅を快適にする装備が充実している。

トータルで81mmの調整幅を持つスクリーンは片手で操作可能。さらなる防風性を求める人にはオプションでハイスクリーンも用意される

開発責任者の三木聡介さんは「ツアラーとしての安定感、スポーツネイキッドに引けを取らない軽快なハンドリングを両立させました」とCB1000GTを紹介した。「High Performance Tourer -速く、遠くまで快適に」を掲げるCB1000GTは、スポーツ走行もツーリングも妥協したくないライダーにとって、2026年の注目モデルとなりそうだ。

なお、現時点では日本導入時期、価格などは未定だが、2026年春頃の上陸を期待したいところだ。

CB1000GTの開発責任者を務めたホンダの三木聡介氏(後ろ)と開発責任者代行の吉田昌弘氏(前)。CB1000GTはCB1000Fに負けない出来の良さだと解説してくれた

CB1000GTカラーバリエーションetc.

CB100GT:グランプリレッド
CB100GT:パールディープマッドグレー
CB100GT:グラファイトブラック
CB1000GT:グラファイトブラック。日本導入モデルはパニアケースがオプション扱いとなり、写真のケース非装備が標準となる模様

CB1000GT主要諸元

■エンジン 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク76×55.1mm 総排気量999cc 圧縮比11.7 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力110kW(149.6ps)/11000rpm 最大トルク102Nm(10.4kgm)/8750rpm 燃費16.6km/L(WMTCモード値)
■変速機 6段リターン 変速比1速2.285 2速1.777 3速1.500 4速1.333 5速1.137 6速0.967 一次減速比1.717 二次減速比3.000
■寸法・重量 全長2135 全幅930 全高1290 軸距1465 シート高825(各mm) キャスター25°00′ トレール106.3mm  タイヤF120/70ZR17 M/C(58W)R180/55ZR17 M/C(73W) 車両重量229kg
■容量 燃料タンク21L エンジンオイル3.5L
■車体色 グランプリレッド、パールディープマッドグレー、グラファイトブラック
■日本導入時期/価格:未定

CB1000GT:グランプリレッド

まとめ●モーサイ編集部  写真●モーターサイクリスト、ホンダ

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