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大ヒットスクーター、PCX(125)の新型を発表!【伊ミラノショー速報】

ホンダは、EICMA 2024(ミラノショー)にて、ヨーロッパ向け2025年モデルの二輪車ラインアップを発表しました。その中から、欧州でも好評のスクーター「PCX125」の新型モデルについてご紹介します。

スタイリングやメーターパネルを刷新

PCXは2010年に登場。以降、2014年、2018年、2020年に大幅刷新されており、今回のモデルは5代目と言えます。ヨーロッパでは、登場以来14万台以上の販売台数を記録しているとのこと。

PCX125 DX

今回のモデルチェンジは、スタイリングと装備の刷新がメイン。フロントビューはV字型のシグネチャーライトを中心に構築され、より力強いキャラクターを主張しています。

V字型のシグネチャーライトが特徴のヘッドライト
テールランプもV字を強調するような形状に変更

メーターパネルは、標準モデルではLCDスクリーンが採用されていますが、上級仕様の「DX」モデルでは5インチフルカラーTFTスクリーンを導入。さらにスマートフォン接続機能「Honda RoadSync」も装備し、スイッチボックスが刷新されています。

DX仕様のメーターパネルはフルカラー表示。スマートフォンとの連携でナビも表示
刷新された左スイッチボックス
標準仕様のメーターパネルはモノクロ表示

走行関連装備では、「DX」モデルは荒れた路面でもスムーズな乗り心地を保てるようにサブタンク付きのリヤショックが採用されています。

DX仕様のリヤショック。標準仕様にはないサブタンクを備える

最新排ガス規制への対応も達成

従来型と同じくボア53.5mm×ストローク55.5mmの水冷単気筒エンジンのスペックは大きく変わらず、最高出力は8750回転で9.2kw(12.5馬力)、最大トルクは6500回転で11.7Nm、WMTCモード燃料消費率は47.6km/Lとなっています。燃料タンク容量も8.1Lを維持。

PCX125

最新の排出ガス規制「ユーロ 5+」への適合は、排気システムにおける触媒の配置の見直しと新型 O2 センサーの採用、新しいECU設定により達成されています。

PCX125 DX

なお、今回発表されたPCX125はPCXという車名で国内導入予定とのこと。日本でも大人気のスクーターなので、市場の盛り上がりが期待できそうです。

マットディムグレーメタリック
マットギャラクシーブラックメタリック
パールダークアッシュブルー
パールスノーフレークホワイト

※諸元は欧州仕様、< >内はDX

■エンジン 水冷4ストローク単気筒OHC4バルブ ボア・ストローク53.5×55.5mm 総排気量125cc 圧縮比11.5 

■性能 最高出力9.2kW/8750rpm 最大トルク11.7Nm/6500rpm

■変速機 無段変速式(Vマチック)

■寸法・重量 全長1935 全幅740 全高1125 軸距1315 シート高763(各mm) キャスター26.5° トレール80mm  タイヤF110/70-14 R130/70-13  車両重量133<134>kg 燃料タンク容量8.1L

■車体色
マットグレー、マットブラック、ブルー、ホワイト

■日本導入価格/発売時期:未定

report●林 康平 photo●ホンダ

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