バイクライフ

【100均用品でアウトドアグッズをDIY】製作時間15分、材料費550円のキャンプ用ローテーブルが意外に使える!

キャンプを一気に快適にしてくれるアイテムといえばテーブルではないでしょうか。せっかく美味しいキャンプ飯を作っても、地べたにおいて食べるのではなんだか味気ないですよね。手慣れたキャンパーの中には「調理用」「荷物置き」「食卓用」など、1回のキャンプに高さやサイズの異なる複数のテーブルを持参する人も多いようです。
アウトドア用テーブルをすでに持っているという人も、気軽に手に入ってかさばらないサブテーブルがあると便利そうですね。
実は、アウトドア用のテーブルそのものも100円ショップに売っているのですが、これはサイズがかなり小さい上に、天板がプラスチック製なので熱々の鍋などを置くと溶けてしまいます。100均のアイテムを活用して、もう少し大きくて頑丈なものを作れないかと考えてみました。

この記事では、100均のアイテムのみを使って簡単に作れるキャンプ用ローテーブルをご紹介します。

セリアで販売しているアウトドア用ミニテーブル(110円)。折りたたみができて軽量だが、天板がプラスチックなので熱いものを置けないなどの欠点も……。

100均アイテムで作るキャンプ用ローテーブルの材料費は550円

100均アイテムでキャンプ用ローテーブルを作るにあたって用意した材料。

100均アイテムでキャンプ用ローテーブルを作るにあたって用意した材料は、
【キャンプ用ローテーブル本体の材料】
桐まな板(220円)……1枚
アルティメットコンテナ(220円)……1つ
割り箸(30膳110円)……1袋(使用するのは2膳)

の合計3点で、合計の材料費は550円です!店舗による品揃えや時期にもよると思いますが、今回はすべてダイソーで購入することができました。

100円ショップの最大手ブランド、ダイソー。今回の材料はすべてダイソー錦糸町アルカキット店で買い揃えることができました。

割り箸はコンビニなどでもらえるものを代用しても問題ありません。また、100均の工作材料コーナーに直径8mmほどの木工ダボ(40個入り110円)が販売されていれば、それを購入して割り箸の代用とすることで、割り箸を切って長さを合わせる手間がなくなるのでかなり楽に製作することができます。

さらに「ローテーブルを収納するためのアイテム」として下記を購入しておくと便利です!
トラベル収納ケース40×26×10cm(165円)……1枚
のび〜る便利ベルト(110円)……1組

この他、製作にあたっては割り箸を切るためのカッターナイフと、ボンドが必要です。ボンドは100均に売っているグルーガン(220円)とグルースティック(110円)を使うことで、手早く作業をすすめることができ、接着部の耐水性もある程度獲得する事ができるのでオススメです。

100均に売っているグルーガン(220円)とグルースティック(110円)。速乾性があり、水にも強いのでキャンプ用品をDIYする人の強い味方。

ちなみにキャンプ用ローテーブルの材料とローテーブルを収納するためのアイテム、グルーガンセットを全て100均で購入した際の総額は1155円です。

100均アイテムで作るキャンプ用ローテーブルの製作時間は約15分

早速、100均で購入したアイテムを使ってキャンプ用ローテーブルを組み立てていきましょう。作り方は以下の通りです。作業時間は15分ほどでした。

1、桐まな板の上にコンテナを伏せて置き、コンテナ同士を積み重ねるための突起部分が当たる位置に印をつける

アルティメットコンテナ(220円)には、同製品を上に積み重ねるための突起がついています。
4つの突起すべての位置を桐まな板に鉛筆で書き写します。

2、割り箸を2cmくらいの長さに切ったものを8本用意する(木工ダボを使う場合、この工程は省略可)

割り箸を2cmくらいの長さに切りそろえます。

3、コンテナの突起部分をL字型に囲むよう、切った割り箸をボンドで付ける

コンテナの突起部分をL字型に囲むよう、切った割り箸を桐まな板にボンドで付けます。
4つの角すべてに切った割り箸を取り付け終わりました。

4、L字型に貼り付けた割り箸と、コンテナ上部の4つの突起が写真のように噛み合っていれば完成!

コンテナ上部の4つの突起がすべて割り箸とうまくかみ合い、桐まな板が横に動かないようになっていればできあがりです。
天板は一人分の食器を置くのにちょうどいいサイズです。
コンテナケースを流用しているので、土台部分に食材などの小物をしまっておくことができます。

トラベル収納ケース40×26×10cm(165円)とのび〜る便利ベルト(110円)を使えば、キャンプのために100均で購入した折りたたみステンレス箸(1膳110円)、折りたたみフォーク(110円)、ステンレス蓋付きマグ(220円)、シェラカップ(110円)、肉じゃが缶などの各種食材(各110円)などと一緒にぴったり収納しておけます。

分解したキャンプ用ローテーブルと食器類をトラベル収納ケースに入れてみると、コンパクトに収納することができました。ある程度慣れると、この状態から20秒ほどで使える状態に組み立てることができます。

100均アイテムで作るローテーブルを実際に使ってみると……

100均をめぐり、キャンプアイテムのDIYに使えそうなアイテムを考えるのは楽しいです!! 次は何を作ろうかな……と考えながらの焚き火タイム。

製作したローテーブルを野外で使ってみたところ、ソロキャンプ用での食事用として、一人分の食器を置くのにサイズも高さもちょうどよく感じました。また、土台部分にコンテナケースを使用しているため、食材の余りや調理用具をしまっておけるのも便利です。ちなみに、折りたたんだ状態から使用できる状態への組み立てに掛かった時間を計ったところ、14秒でした。

みなさんもぜひ100均アイテムを使ったキャンプ用品のDIYに挑戦してみてくださいね。

レポート/写真●モーサイ編集部・中牟田歩実

  1. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  2. 今から『GB350 C』をベタ褒めするぞ?気になってる人はご覧ください!

  3. 『Rebel 1100シリーズ』が熟成されて魅力度アップ。『Rebel 1100 S Edition』がタイプ追加!

  4. 大きなバイクに疲れた元大型ライダーが「Honda E-Clutch」で体感したある異変とは?「バイクの概念が変わりました」

  5. 【バイク初心者】本格的なバイク整備はプロに任せる!でもこの『3つ』だけは自分でもチェックできるようになろう!【バイクライフ・ステップアップ講座/3つのセルフチェック 編】【Safety】

  6. 寒い季節はグローブ選びが命! 冬場も走るベテランライダーが100%装着している『バイク用の冬グローブ』ってどんなもの?

  7. 【比較】新型『GB350 C』と人気の『GB350』の違いは?ざっくり10万円強も価格差……ちょっと高いんじゃない?と感じる人へ!

  8. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  9. 冬は寒いのになんでバイクに乗るの?実は『他の季節よりも○○な魅力』が5つある!

  10. ベテランライダーが『CBR650R E-Clutch』に乗って感じた楽しさ

  11. 寒い時期はバイクに乗らない人へ!愛車を冬眠させるなら「4つの〇〇+α」をやっておけばずっと長持ち!

  12. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  13. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

  14. 【王道】今の時代は『スーパーカブ 110』こそがシリーズのスタンダードにしてオールマイティー!

  15. 新車と中古車、買うならどっち? バイクを『新車で買うこと』の知られざるメリットとは?

  16. ビッグネイキッドCB1300SFを20代ライダーが初体験

  17. “スーパーカブ”シリーズって何機種あるの? 乗り味も違ったりするの!?

  18. 40代/50代からの大型バイク『デビュー&リターン』の最適解。 趣味にも『足るを知る』大人におすすめしたいのは……

  19. ダックス125が『原付二種バイクのメリット』の塊! いちばん安い2500円のプランで試してみて欲しいこと【次はどれ乗る?レンタルバイク相性診断/Dax125(2022)】

  20. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

おすすめ記事

ホンダ二輪車用の純正オイルが「Pro Honda(プロホンダ)」ブランドに一新、4月から順次発売 キアヌ・リーブスに直撃インタビュー! ハリウッド俳優が作った超こだわりバイク「アーチ・モーターサイクル」とは? 「今やハーレーのエンジンは2000cc級」2022年型なら最大排気量車に100万円安く乗れる!?

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション