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進化した5Gタイプに待望の充電式登場
テックマウントのスマホホルダー「Tグリッパー」は、左右のアームと中心部のラバーでスマホを固定するのでスマホの側面や上下のボタン類、端子の接続口への干渉などを最低限に留め、脱着もスムーズに行える。21年春には4Gから5Gへと進化。軽量化と求めやすい価格設定を実現し、年々大型化するスマホにも対応すべく最大幅100mmまで対応できるようになった。
ハンドルマウントキットやステムマウントキットなどさまざまなタイプが用意されているが、そのオプションのひとつがこの「ビルドインチャージャー」。Tグリッパー本体にUSBチャージ機能を加えたもので、限りあるスペースを有効活用することができる。車載バッテリーと接続するコードはヒューズ付きで、コネクターを介してホルダーから延びるコードと接続して使用する。煩雑になりがちなハンドル周りをスッキリさせたい人にお薦めだ。

SPEC.
価格:7150円
出力:DC5V 2A
17mmボールジョイント対応
装着可能幅:約55〜100mm
ジョイント部可動域:70度
※雨天時の使用不可。雨の浸入を防ぐため、雨天時は本体を取り外し、電源コードの先端を付属の防水キャップで覆うこと
シンプル&強力なホールド機構

同社では車種専用ハンドルマウントステーも数多くラインアップされており、画像はCBR650R用(6600円)を装着した例。スマホを固定する左右のアームは強力なバネでスマホを挟みつつ、赤いラバー部分に押しつける形状になっており、そう簡単には抜け落ちない。外す際は両手でアームを広げるだけ。
充電はケーブル式

スマホとTグリッパーを接続する電源コードはmicro USB、USB TypeC、lightning用の3種類が付属しており、さまざまなスマホに対応する。いずれも長さ約18cmと短すぎず長すぎずで携行のじゃまになりにくく、とっさの雨にも速やかに対応できる。
選べるマウント方法の一例
4Gバーマウント 7/8”〜1-1/4”クランプ ブラック

ビルドインチャージャーは17mmボールジョイントに対応しており、車体への装着は別売りの4Gまたは5Gマウントキットが必要となるが、多様な種類を取りそろえるので「愛車に付けられない!」という事態にはまず至らないだろう。画像の製品はその中のひとつで、太さφ22mm(7/8″)、25mm(1″)、28mm(1-1/8″)、32mm(1-1/4″)のハンドルバーに適合。このほかにハンドルのレバーホルダー部を利用して装着するタイプもある。また、3Gモデル以前のクランプでもボールジョイント部を4Gモデル用のパーツに変更すれば装着が可能になる。
report●高野栄一 photo●佐藤竜太
キジマ
03-3897-2167
https://www.tk-kijima.co.jp