エンジンの高性能化と厳しい排ガス規制への対応を同時に求められる現在のバイクでは、スパークプラグに必要とされる性能も高まっている。そんな時代にNGKスパークプラグ(日本特殊陶業)からリリースされたのが二輪車専用スパークプラグ「Moto DX」だ。
Moto DXは、混合気の流れを阻害しにくく、さらに火炎の拡がりも邪魔しないD型形状の「D-Shape外側電極」と、四輪用のプレミアムRXプラグに採用された、優れた耐久性や着火性で実績のある「ルテニウム配合中心電極」を採用。
一般プラグはもちろん、高性能プラグの代名詞であったイリジウムプラグと比較してもエンジンレスポンスが向上し、加速性能や燃費性能アップを実現。絶縁体先端部のサーモクリアランスを拡大し火花リークを防いだことで、優れた着火性が持続するのもポイントだ。
さらに驚かされるのが耐久性の高さ。同社のテストでは、一般プラグやイリジウムプラグの約2倍というロングライフ性能を実現したという。もちろん車両状態や使用環境にも左右されるが、これまでよりもプラグの交換回数が減るのは間違いないだろう。
スパークプラグは消耗品なので、たとえ加速や燃費性能が向上しても寿命が短ければコストパフォーマンスは悪くなる。
しかしMotoDXは、一般プラグやイリジウムIXプラグの2倍ほどの長寿命を実現。にもかかわらず価格はイリジウムIXプラグの3割り増し程度なので、実は非常にコストパフォーマンスに優れているのだ。
愛車の性能がアップしフィーリングも向上、さらに財布にも優しいMoto DX。もはや交換しない理由は見当たらない。
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