6月27日に44万円(税込)で発売される、ホンダ CT125ハンターカブ。同車には純正カスタマイズパーツとして、ホンダ販売店で購入できる約50点のパーツが用意されている。
CT125ハンターカブの市販版と同時に、ホンダはそれら純正カスタマイズパーツを用いた3つのスタイル例を公開。街乗りはもちろん、ツーリングに、キャンプに、林道走行に……とさまざまな遊び方が期待できるCT125ハンターカブだけに、好みのパーツを組み合わせて「自分だけのハンターカブ」を造り上げることが可能だ。
SP武川パーツでまとめた「クラシックCTスタイル」
スペシャルパーツ武川製のOPパーツ装着車は往年のCT110をイメージさせる、クラシックなアドベンチャーテイスト。
まず目が行くのは、縦スリットの美しいCT110風……というよりも、往年のスクランブラーCLシリーズを思い起こさせる2本出しマフラー「スクランブラーマフラー」だろう。
また、外観に変化を加えるだけでなく実用性も向上するバンパー形状の「サブフレームキット」や、そこに装着できる「LEDフォグランプ」はぜひセットでそろえたいパーツだ。
写真の車両にはこのほか「ナックルガード」(6380円)、アクセサリー取り付け用の「ハンドルガード」(8250円)、オフロード走行ではありがたい「ビレットワイドステップキット」(1万7600円)、ディンプル加工の表皮でシートを赤×黒のツートーンにする「クッションシートカバー」(4180円)などが装着されている。
なお、SP武川製の純正カスタマイズパーツは約20点が用意されている。
キタコパーツでまとめた「アクティブトレイルスタイル」
ツーリングでの荷物の積載に重宝する、キャリア充実のヘビーデューティ仕様。
センターフレームに装着する「センターキャリアセット」(1万780円)は小さなキャンプ用品などを積むのに便利そうだし、「マルチパーパスバー」(4620円)や、ハンドルまわりの剛性を上げる「ハンドルブレース」(7700円)もアクセサリーのマウントや小さなバッグ類を取り付けるのに使い勝手がよさそうだ。
また、サブフレームに取り付ける大型の「ブッシュガード ステンレス」(1万8700円)と「スキッドプレート 」(2万6400円)などガード類を装備すれば、悪路でも心強い。
このほか、ドレスアップ派に気になるであろう赤いスプリングの「リアショック」(1本:7040円)も写真の車両には装着されているが、キタコ製純正カスタマイズパーツは約15点が用意されている。
モリワキ製パーツをメインとした「ストリートスタイル」
SP武川、プロト、デイトナのパーツもワンポイントで組み合わせ、シンプルながらスタンダーとは一味違った個性をかもしだしているのがこちらの例。
モリワキの「マスターシリンダーキャップ」(3850円)「ハンドルアッパーホルダー」(7150円)「オイルフィラーキャップ」(3850円)、プロト「BIKERSプレミアムアジャスタブルフロントブレーキレバー」(7480円)、SP武川「アジャスタブルステップキット」(1万5180円)、「クッションシートカバー・ダイヤモンドステッチ」(5280円)で細部をさりげなくドレスアップ。
SP武川「ピリオンシート」(7920円)でストリートをタンデムで流すもヨシのスタイルとなっている。リヤにはデイトナの「サイドバッグ」(7480円)+「バッグサポート」(7700円)を装着し、ツーリングだけでなく街乗りでの買い物などにも重宝するはず。
シックなデザインのマフラーはモリワキ「CT125モンスター」(6万3800円)で、ステンレス製エキゾーストパイプとモナカ合わせのアルミサイレンサーからなるフルエキゾースト。
全体としてシンプルにまとめられているが、「羊の皮を被った狼」的な雰囲気も感じさせるスタイルだ。
まとめ●モーサイ編集部 写真●山内潤也/ホンダ