目次
入念なアップデートで総合性能アップ
来年で創業80周年を迎えるライディングウエアメーカーの老舗、クシタニ。バイク用革ツナギに始まり、精力的に製品の改良・開発を行いながらライダーを守るためのアイテムをリリースし続けており、ユーザーの信頼も厚い。そんなクシタニが今季、プロテクトインナーとプロテクターのリニューアルを実施した。

右:「K-1381 モーションプロテクトジャージ(半袖)」と「K-1383 モーションプロテクトハーフパンツ」を着用。
上半身を保護する「モーションプロテクトジャージ」は長袖バージョンと半袖バージョンをラインアップ。前者は肩と肘と背中に、後者は肩と背中にCEレベル2をクリアした新型プロテクターがセットされており、それぞれ脱着が可能だ。また、別売りの胸部プロテクターも装着できる。生地は通気性の高いメッシュ素材を採用し、吸汗速乾性も備えるので、冬に着込んでいるときや夏場でもベタつきにくい。また、体に沿った裁断パターンによりフィット感が高く、アクティブに動いてもプロテクターがズレたり窮屈に感じたりすることがない。長袖バージョンには、袖のずり上がりを防ぐサムホールも備わっている。フロントファスナーはジャケットのファスナーに干渉しないようS字にオフセットされており、首元には引き手が肌などに当たらないようにカバーを配置。カラーリングが黒一色でなく、ファッション性を持たせたパターンで彩られているのはクシタニのオシャレ心を感じさせる。

新型プロテクトインナーシリーズに装備される肩、肘、脊椎、膝のプロテクターは従来型プロテクターから改良されたもので、CEレベル2をクリア。通気性や柔軟性も確保されており、着用感に重々しさはない。

モーションプロテクトジャージは、長袖・半袖ともにフロントファスナーの内側の面ファスナーに別売りの「K-4452 ネオレーシングチェストプロテクター」(9900円)を装備できる。
下半身用の新型プロテクトインナーでフルレングス/ハーフ丈の「モーションプロテクトパンツ/ハーフパンツ」も、生地やフィット性はモーションプロテクトジャージと同様。防護面ではともに腰にCEレベル1のプロテクターを、尾てい骨部にソフトベンチレーションパッドを装備し、フルレングスのモーションプロテクトパンツは膝にCEレベル2のプロテクターを装備している。

モーションプロテクトパンツ/ハーフパンツは転倒時に打ちやすい腰と尾てい骨をしっかり保護。フロントファスナーとウエストドローコードで脱着&フィッティングもスムーズ。
優れた防護力と快適性でライダーを支えるこれらの逸品プロテクトインナーを、ぜひお試しあれ。
KUSHITANI
K-1380 モーションプロテクトジャージ(長袖)
価格:2万3100円 サイズ:S、M、L、LL、XL カラー:ブラック、ブラック×ホワイト
K-1382 モーションプロテクトパンツ
価格:2万900円 サイズ:S、M、L、LL、XL カラー:ブラック、ブラック×ホワイト
K-1381 モーションプロテクトジャージ(半袖)
価格:1万8700円 サイズ:S、M、L、LL、XL カラー:ブラック、ブラック×ホワイト
K-1383 モーションプロテクトハーフパンツ
価格:1万8150円 サイズ:S、M、L、LL、XL カラー:ブラック、ブラック×ホワイト
膝用のプロテクトインナーも用意
CEレベル2のプロテクターを内蔵した「K-4681 モーションプロテクト(膝)」もニューアイテム。カラーはブラックとブラック×ホワイトの2種類で、サイズはLとLLを用意。価格は5500円だ。また、肘用のプロテクトインナーも今後発売予定となっている。


さらに、改良された肩・肘プロテクターも今後単品販売予定だ。

「CEレベル」だけじゃない防護性

この記事で紹介している新型のプロテクトインナーとプロテクターについては、クシタニ世田谷店にて櫛谷信夫さんに解説していただいたが、その際にライディングウエアの防護性について配慮している項目も伺った。「プロテクターのCEレベルについて言及されることが多いですが、あくまでもそれは防護性を示す要素の一つです。例えば、ウエアがきちんと体にフィットしていなければ、転倒時にプロテクターがズレて保護したい部位を守れないかもしれないし、衣擦れで肌を擦りむくかもしれません。また、生地の耐摩耗性や引き裂き強度なども重要で、弊社のウエアの生地や裁断パターン、縫製箇所はそういった要素も含めて検討しています」とのこと。クシタニ製品の信頼性は、こういった綿密な設計・開発姿勢から生まれているのだ。

report:モーターサイクリスト編集部 photo:北村誠一郎/モーターサイクリスト編集部





































