株式会社オージーケーカブトの二輪車ヘルメットのブランド【Kabuto】から、デュアルパーパスモデルの「Geosys(ジオシス)」がデビュー。大阪モーターサイクルショー2023にて展示されており、開発部のメンバーからお話をうかがった。
「Geosys」は都市部から大自然の中まで走るエリアや、使用するバイクを選ばないモデル設定。アドベンチャーやオフロードモデルに限らず、幅広いユーザーに使われそうだ。
機能はライダーの要求に沿ったものであり、例えばベンチレーションはシールドの曇り止めと口元に空気を流し、そこから頭頂部にある大きな開口部から抜く。バイザーは上下5段階調整式なので、適切な視野を得られる。特徴的なのは、Kabuto独自の「シェル一体形ウェイクスタビライザー」(Kabutoの特許システム)で、走行中に発生するヘルメット付近の気流をコントロールし、負荷を軽減する。
また、オフロード走行を意識し、シールドを外さずに上まで全開にすればゴーグルが装着できるようになっている。
また、バイザーを外さずにシールドのみを脱着可能。オフロード走行でシールドが汚れたときなどに便利だ。もちろん、内装全体の脱着もできる。
ほかにも、眼鏡がかけやすい「眼鏡スリット対応チークパッド」、あご付近の風の巻き込みを軽減する「ウィンドシャッター」、インカムスピーカー用の「スピーカー専用スペース」などを搭載し、使い勝手のよい設定になっている。
○価格 4万7300円
○サイズ XS、S、M、L、XL
○カラーバリエーション パールホワイト、ブラックメタリック、フラットブラック
レポート&撮影●モーサイ編集部
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