色褪せた純正ホイールが化粧直しで金色に輝いた![後輪編] 90年代隠れ名車「カワサキZZR600」リフレッシュ計画【第15話】

車体から外し、ディスクローターも撤去した後輪。長年の経年劣化で腐食も見られますね。
バランサー付き部分の反対側を、多少軽くしてみるか? と、粗めのペーパーで削ってみたものの、結果はほぼ効果ナシ。
腐食や傷で若干引っ掛かりのあったアクスルシャフトは、ペーパーで修正。表面処理をし直して防錆対策もしておこう。
チェーン引きのガイドも元々の表面処理が落ちていたし、エッジをなだらかにしておきたい雰囲気だったので、研磨してみることに。
再塗装で美化した後輪ホイール装着の前に、掃除&研磨などで下準備の終わった後輪周辺の各部品群。ネジもきれいにしておこう。
足周り掃除の際に指先を傷めそうなバリも、ぜ~んぶペーパーがけで滑らかに。ベアリングは、塗装が終わるまで外さずにマスキング代わり(一応テーピングはするけども)。
そして本題の後輪リフレッシュは、ホルツのホイールペイントスプレーのゴールドと、クリアで塗装してみました。
ホイールベアリングの取り外しでは、特殊工具の高さが足りず、鋼材でゲタをかまして引き抜き作業。ホイールの座面を傷めないようテーピングもしました。
ちゃんとしたベアリングドライバーが、あればよかったんだけど……。しっかし、めっちゃ痛かったあ(これしか言えません)。
純正のリヤキャリパーサポートは、内側を黒塗りした後、全体をウレタンクリアで仕上げ。
ユニクロームの再めっきで、リヤアクスル、ブレーキ周りのネジもピカピカ。気分よし!
前回ご覧いただいた、変則塗装の修理タンク(右)から、ドリーム商會の手による左の純正色超光沢仕上げのタンクに載せ換えです。
ご覧のとおり、リザーバータンクのカバーの反射が目障りだったんですよね。平滑仕上げを行なってから、強力な塗装をしてみたいところです。
撮影のため特製サブキャリア等を外した状態のZZR600。足元が明るくなり、軽快な感じになったと思うんですが、どうでしょう? 部分的にはまだやりたい部分があるので、リフレッシュ作業は今後もチマチマ続けていくことでしょう。
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