カーボンには「ドライ」と「ウェット」との2種類があるが、製法や特性の違いをご存知か?

BMW HP4レース(2017年発売)。サーキット専用モデルながら、初めてカーボン製メインフレームを採用した市販量産車。1000ccモデルだが、乾燥重量は146kg
BMW HP4レースのメインフレーム。ドライカーボン製。メインフレームにドライカーボンが使われるのは、サーキット専用モデルとはいえ市販量産車としては初めてだった。メインフレームの重量はわずか7.8kg。
ドゥカティ スーパーレッジェーラV4(2020年発売)。500台の限定モデルであったが、公道走行が可能な市販量産車の中で初めてフレーム、スイングアームをすべてカーボン製とした。
ドゥカティ スーパーレッジェーラV4の車体。フレーム、シートレール、スイングアーム、ホイールがカーボン製となっており、乾燥重量は159kg。
ウェットカーボンを使用した製品の例。ウエットカーボンもれっきとした「カーボン」ではあるものの、この製品の説明では「カーボン製」ではなく「カーボン柄」と表記されている。どちらかというと軽量化目的というよりは装飾カバーの意味合いが強いだろう。
トヨタ GRヤリスRZ「High performance」(オプション装備車)。価格は456万円。
GRヤリスのルーフは全車がカーボン製となっている。カーボンはSMC(シートモールディングコンパウンド)を使用。
アプリリア RSV4ファクトリーのタンク
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