今から約半世紀前に生まれた、ドゥカティV4の原点「アポロ」とは

試作車の台数はわずか2台と言われているドゥカティ・アポロ。
2台存在するといわれるうちの1台は、九州・湯布院の岩下コレクションに展示されている。
ホイールベース1530mm、乾燥重量273kgという数値は、同時代のハーレー1200ccモデルと同等。
この車両は2000年代初頭にドゥカティ本社のミュージアムに貸与され、その際に各部のレストアが行われた。
アポロの1257cc V4エンジンは、以後に登場するLツインと同様に後方吸気/前方排気を採用。ボア×ストロークはかなりショートストローク指向の84.5mm×56mm
ヘッドライトボディにビルトインされる速度計はCEV。当初から電装系は12Vだった。
前後サスはチェリアーニが製作を担当。ハーレーを意識したタイヤのサイズは前後とも5.00-16。
ドライブチェーンはなんとダブルで使用。タイヤと同様に、当時のドライブチェーンは耐久性が低かったのである。
ガソリンタンクは1960年代初頭の250ccモデル、ダイアナシリーズに通じるデザイン。
ホワイトレザーを採用したシートは、ハーレーのバディシートを延長したかのような雰囲気。
セルフスターターを装備するアポロだが、エンジン右側後部には前踏み式のキックを設置。
2017年に次世代のスーパーバイク用エンジンとして発表されたV4「デスモセディチ・ストラダーレ・エンジン」
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