初代ダックスホンダの秘技「前輪分離機構」を使って、実際クルマのトランクへ積んでみた!

ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 1969
ダックスホンダST70(1969年発売)
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 1969
撮影車両は1969年型のダックスホンダST70。深いダウンフェンダーは通称「カブトフェンダー」、キャブトン型に似たダウンマフラーは通称「ツチノコマフラー」と呼ばれた。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 エクスポート
ダックスホンダST50/70エクスポート(写真は50):アップマフラー、アップフェンダーの装備で標準型の半月後に発売された。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 エンジン 1969
ダックスホンダST70(1969年型):1964年登場のC65に端を発する名機「カブ系」横型エンジン。ミッションは初期型ではリターン3速のみ。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 キャブレター 1969
ダックスホンダST70(1969年型):樹脂製フューエルタンクがフレーム内蔵型のため、ケーヒンのPW型キャブレターは本体に燃料コックが付く設計。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 ハンドル 1969
ダックスホンダST70(1969年型):モンキーから継承したハンドル折りたたみ機構と、フロント分離機構のためにステアリングヘッドを緩める「くるくる」ノブ(正式名称ヘッドパイプレバー)が付く。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 メーター 1969
ダックスホンダST70(1969年型):80km/hスケールの速度計は50と70で共通のシンプルなもの。後のモデルではウインカーのインジケーターが追加され、50用は制限速度の30km/h以上が赤フリになった仕様もあった。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 シート 1969
ダックスホンダST70(1969年型):鋲打ちのシートは分厚く、表皮に当時流行のタックロールが入っている。50用は当然タンデムベルトがないが、形状は70と同様だったので、難なく二人乗りができてしまったものの、後年50は専用のショートタイプとなった。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 シート下 1969
ダックスホンダST70(1969年型):フレーム左後部のレバー操作で、前ヒンジ式のシートを跳ね上げることができる。ここに燃料タンク、バッテリーなどの電装系が収まる。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 前輪 フロントフォーク 1969
ダックスホンダST70(1969年型):合わせ構造のリムと、アルミダイキャストのハブを組み合わせたホイール。フロントフォークはモンキーと同様のグリスダンパー式の簡素なもの。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 マフラー 1969
ダックスホンダST70(1969年型):標準型のツチノコマフラー装着車は、プレスフレーム下部に一体成型されたステーがあり、アップマフラーのエクスポートにはそれがない。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 マニュアル 1969
初代ダックスホンダが発売された、1969年当時に作成された四輪トランクへの積込み方法の冊子。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 マニュアル 1969
「2.5分で分離できます」と書かれた作業手順。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 マニュアル 1969
ホンダ1300とコロナ・マークII(トヨタ)への積込みの様子。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 マニュアル 1969
当時の主要四輪車に対応した積込み可/不可リスト。車体やパーツを傷つけない積載用カバーも用意されていた模様。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
初代ダックスホンダST70を実際にトランクへ積込みこんで見たところ……分離作業はスムーズに行えたが、大変なのはバイクをトランクへ持ち上げることだった。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
分離作業手順−1:まずはシートを跳ね上げ、タンクキャップの空気抜きのツマミを「OFF」位置にして密閉。バッテリーも外す。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
分離作業手順−2:キャブレターに付く燃料コックをOFFにし、ドレンを開けてガソリンを排出。燃料が垂れ流しになるという、現在では考えられない手法だ。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
分離作業手順−3:スロットルワイヤーの黒いカバーを前にずらし、樹脂製のケースを開けてタイコを外してワイヤーを分離する。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
分離作業手順−4:メインハーネスをネック部のカプラーで分離する。カプラーはヘッドライトステーの裏側にクランプされている。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
分離作業手順−5:ハンドルを折りたたむ際は、トップブリッジの浅い溝に突起を差し込んで仮固定。その後、写真の「くるくる」レバーでヘッドパイプを緩めていく。
ダックスホンダ 初代 ST50 ST70 トランク 積込 手順 1969
分離作業手順−6:これでフロントまわりが分離できる。「くるくる」レバーはトップブリッジの切り欠き付きの溝にハマる構造になっている。
ダックスホンダ ST50 ST70 1969 ホンダ1300
初代ダックスホンダST70を、同年代の四輪車・ホンダ1300のトランクに積込んでみた。
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