「G感,」ってナニ? 「ブロス」でホンダが模索した非レーサーレプリカ路線【1980〜2000年代に起こったバイクの改変 その7】

当時の限定解除免許と中型二輪免許向けに、650ccのプロダクト・1と400ccのプロダクト・2の2本立てでラインアップされたブロス。プロダクト・1は濃紺の1色、同2は濃紺と写真のワインレッドの2色設定だった。
写真はカタログの表紙。
大文字の「G感,BROS.」のコピーが、不可解で鮮烈な印象をもたらしたブロスのカタログ表紙。これと同種の販促ポスターが、登場した’88年当時のホンダ販売店に掲げられていたのを懐かしく思い出す。
写真はカタログの1見開き目。
カタログの1見開き目から4見開き目まで、イメージ写真がメインの構成で、車両の説明は一切出て来ない。思い返せば’80年代後半のこの時期、こうした構成の紹介は他社モデルにもあり、大ヒットした初期のゼファー(400/’88年)も、片岡義男調の小文にイメージ写真重視のカタログ展開だったように記憶する。
写真はカタログの2見開き目。
写真はカタログの3見開き目。
写真はカタログの4見開き目。
写真はカタログの5見開き目。
車両説明が出てくる5見開き目以降も、ご覧のように基本は1枚の大写真とスッキリした文字紹介という展開。これまでの高性能モデルのものなら、図版や細部写真をふんだんに入れ、機構を細かく説明するのだろうが、ブロスはあえてそうした紹介を廃し、性能ではない何かを提示しよういう試みが感じられる。
写真はカタログの6見開き目。
写真はカタログの7見開き目。
写真はカタログの最終開き。
冒頭に紹介したように、ブロスは濃紺色の他、プロダクト・2のみワインレッドの車体色が用意されるが、1と2の外観上の差異はほとんどない。識別点はサイドカバーに入る英文字がONEかTWOかの違いくらいだ。
当時の限定解除免許と中型二輪免許向けに、650ccのプロダクト・1と400ccのプロダクト・2の2本立てでラインアップされたブロス。写真のプロダクト・1は濃紺の1色、同2は濃紺とワインレッドの2色設定だった。
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