ヒストリー

2022年で『74歳』 9月24日はホンダの創立記念日! 『74のバイク』もあわせて紹介しちゃいます

1948年9月24日「本田技研工業株式会社」誕生

74年前、1948年9月24日に「本田技研工業株式会社」が静岡県浜松市で誕生しました。9月24日はホンダの創業記念日です。

設立時の資本金は100万円、創業社長の本田宗一郎氏は当時42歳、従業員34人での船出でした。自転車に取り付けるエンジンを造っていた、「本田技術研究所」からの改組でしたが、特にこの日、式典や社長訓示などの特別なことは行なわれなかったようです。
以下はホンダのウエブサイトに掲載されている「語り継ぎたいこと」というホンダ50周年時(1999年)の社史を再編集したページからの引用です──

「記憶がありませんね。全く。ということは、いつもと同じだったんでしょう」。
その日、そこにいた河島喜好(現、最高顧問*)は言う。
「仕事が変わったわけじゃないし。夕方、退社のころ、『今日から株式会社になったんだって』と、だれかに言われた気がします」。

https://www.honda.co.jp/50years-history/limitlessdreams/doyouremember/index.html

*編集部註・原文ママ、河島氏は2008年まで最高顧問を務めた。

1949年:ドリームD型。鋼板をプレスしたチャンネルフレームを自社生産。ホンダにとって本格的な二輪車の第1号モデルがこのD型です

会社創立の翌年、1949年には初の自社生産フレームに98cc2サイクル単気筒エンジンを搭載したドリームD型が誕生、1950年には浜松から東京へ進出し、東京工場を設立、1951年には本社も東京へ移しています。

1958年:スーパーカブ C100。17インチのタイヤサイズはこのモデルのために作られ、現在まで受け継がれています。

そしてホンダ成長の原動力となったのが、創立10年後の1958年に誕生した初代スーパーカブC100の存在でしょう。
4.3ps/9,500rpmという高回転高出力のエンジンに、手動クラッチを必要とせず容易に変速できる自動遠心クラッチ付きの3速ミッションを採用。さらにはまたがりやすいフレーム形状や、樹脂を多用し軽量に仕上げた車体など、特徴をあげればキリがないほど画期的なモデルでした。そして「エンジンオイルの代わりに天ぷら油を入れても大丈夫だった」などの逸話もあるほどのエンジンの丈夫さ、圧倒的な耐久性も特筆ものです。

1958年当時、日本全体でバイクの販売台数が1年間に2万台程度だったころに、スーパーカブは生産初年度から2万4,000台を造り、販売したのですから、日本のバイク市場を一気に塗り替えてしまった存在でした。
その後スーパーカブはタイ、インドネシア、ベトナム、ブラジル、中国、ナイジェリアなど海外でも生産され、2017年10月には世界生産累計1億台を記録。フレーム形式や動弁形式、ブレーキ、インジェクションなど、部分部分は時代に合わせて変化していますが、その基本コンセプトは登場時と変わることなく、今も造られ続けています。

創立時の100万円だった資本金は2022年3月31日現在で860億円に、従業員数は単独で3万6,111人、連結で20万4,035人、2021年のバイクの販売台数は全世界累計で1,702万7,000台へと達しているホンダ。74年間で世界最大規模の二輪メーカーへと大きく成長を遂げています。

ホンダと同じ1948年生まれの有名人を検索してみると、ジャン・レノさん、糸井重里さん、谷村新司さん、森山良子さん、銀河万丈さんなど今でも一線で活躍するお若い方々ばかり。人の年齢と企業を比べるものではないですが、ホンダもまだ若いのかもしれません。
ちなみに筆者は銀河万丈さんが機動戦士ガンダムで声をあてたキャラクター、ギレン・ザビの「戦いはこれからである!」というセリフが好きです。


74周年なので74にちなんだホンダのバイク

エンジンの内径(ボア)が74mm

2004年:ワルキューレ ルーンはエンジンの内径(ボア)が74mm。発売時価格は2万4,499ドル(北米)。

2001年。ホンダのフラッグシップモデルであるゴールドウイングはアルミフレームを採用し、それまでの1,520ccから1,832ccの新型エンジンを搭載した、SC47型へとモデルチェンジしました。このエンジン、SC47Eを使った北米市場向けのスペシャルモデルがワルキューレルーンです。複雑なフロントサスペンション、ポリッシュ仕上げのホイールやシームレス加工を施したタンクなど、非常に凝った作りを持つモデルでした。

排気量が74cc

1978年:XE75-IIは排気量が74cc。発売時価格は12万9,000円。

CB50系の縦型エンジンの排気量を拡大し、ミニクロスカントリーとして仕立てられたモデルがXE75-II。前モデルXE75は4速ミッションで、IIで5速化が行なわれました。このエンジンはのちにさらに排気量を上げて、エイプ100(2002年)にも使われています。

最高出力が74kW

2001年:CBR1100XX(国内仕様車)は最高出力が74kW(100ps)。発売時価格は110万円。

CBR1100XXは1997年に欧州で発売されたハイスピードツアラー。当時は逆輸入車全盛の時代でしたが、ホンダは馬力規制を受けることを承知で2001年に国内仕様車を市場に投入しました。マルチグラデーションスクリーンの採用などが日本仕様の特徴です。

レポート●飯田康博 写真●ホンダ/八重洲出版/飯田康博

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