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憧れの高額モデルにもローコストで!「バイクに乗るなら、買うよりサブスクがお得!」を検証してみる

サブスクでサスティナブルが、これからのバイクとの付き合い方!?

現在、世の中のキーワードは「サスティナブル」。以前、四輪車の買い方は売り切りでしたが、現在は月額制のレンタル方式「サブスクリプション」が用いられるようになりました。売り切りではなく持続したサービスを与える。これも立派なサスティナブルです。音楽や動画サービスだけではなく、世の中のあらゆるものがサスティナブルに変わりつつあります。

さて、そんなサブスクリプションの流れがバイクにもやってきています。中古車の販売会社が、自社の豊富な在庫を利用し、定額で原付から大型二輪、スクーターから人気のアドベンチャーまで好きに乗れてしまうというものです。バイク好きには垂涎のサービスのように思います。

今回は、そんなバイクのサブスクは本当に利用価値があるのかを考えてみたいと思います。

乗りたいときに整備済みの車両に乗れるサブスク

現在、バイクの新車を買うにはちょっとした覚悟が必要です。その理由は、第一には納期の遅延。ご存知のように新型コロナウイルスによる影響でどのメーカーも生産が月単位で遅延傾向にあります。

「半年くらい、待てばいいじゃん」と思うかもしれませんが、そんな単純な問題でもありません。例えば4月に注文したバイクが10月に来たとすると、元気いっぱいバイクに乗れるのは冬前の1か月そこそこ。本格的に走るにはさらに半年も待たなければいけないという状況になります。人間の心情も流動的ですから、「もうやめた!」となるかもしれません。

実はそこで有用なのがバイクのサブスクです。サブスクに加入すると、整備済みのバイクに待ったなしで乗ることができます。「俺は絶対にハンターカブ!」のように強いこだわりがなければ、車種もたくさん用意されているので、気に入ったバイクを手っ取り早くサブスクで借りてしまった方がストレスフリーです。しかも新車を買うよりもかなりコストを抑えられるかもしれないのです。

カワサキ・Z900RSの場合は5万380円(税込)/月、これなら!

それでは具体的にサービスを検証してみたいと思います。参考にするのは、(株)オークネット(四輪車、二輪車の買取大手)が展開する「ME:RIDE(ミーライド)」。自社で保有している豊富な中古車をサブスクにも提供している大手で、一つのベンチマークになると思います。

このサービスは、前述の通り自社保有の中古車を月額料金に合わせて無期限で貸し出すというもの。料金は車種等で設定が異なり、ホンダ・PCX150の場合は2万7280円(税込)/月、カワサキ・Z900RSの場合は5万380円(税込)/月という具合。プレミアムなバイクを選ばなければ、概ね3万円〜4万円/月くらいの費用と言えると思います。

3万円/月とは高い、と思うかもしれませんが、その中には任意保険や整備費用(事故や転倒といった修理を除く)が含まれています。オイルをはじめとした消耗品の交換、そして定期点検や車検は意外と高くつくもの。それらが費用に含まれているということは、突然の故障や消耗で予定外の出費に戸惑わずに済むということになります。

ちなみにミーライドではレンタルの最低期間が1車種につき4か月と決められています。その期間さえ守ればあとは自由です。料金は実際に使用した分にだけ課金されるので、冬は費用をかけずお休みという選択もできます。とにかく無駄な出費を抑えて早く手軽に、そして自分の愛車のように乗れてしまうというのがバイクのサブスクです。

ミーライドでの利用の流れ
ミーライドでの料金例

サブスクは本当に得?かを計算、検証してみる

ここまでミーライドを参考に検証しましたが、バイクのサブスクは本当にお得なのでしょうか。実際に新車購入した場合を考えてみたいと思います。

筆者はかつて、約100万円の大型二輪車(新車)をローンで購入したことがあります。是が非でもバイクが欲しかったため、無理をして数年にわたる長期ローンを組み、月々の返済額は約1万6000円。これに約4000円/月の任意保険を組み合わせていました。大型なので車検はもちろん、車検のない年は法定点検も必要となります。車検がざっと20万円で、法定点検が10万円。これ以外にエンジンオイル、タイヤなどの交換費用が発生。最低でも月3万円の予算を立てておく必要がありました。もちろん乗らないでもローンはしっかりと払わなければなりません。梅雨の時期や冬場は「一体何のためのバイクなんだ」と思うこともしばしばでした。

これに比べればサブスクは非常に楽ではないでしょうか。ミーライドの場合は、バイクを借りていなければ料金を払う必要がありません。ハイコスト・ローリターンのバイクの所有をローコスト・ハイリターンにすることが可能です。さらにバイクはどんどん乗り換えていけるので、型落ちで気後れしたり故障を心配したりという心労も減ります。下手をするとバイクを所有するよりも安全、安心できるバイクライフを送れる可能性もあるのですね。

バイクライフに答えはありません。バイクをきちんと買って所有するのもよいですし、今回のように定期のレンタルを利用するのも立派なバイクライフといえます。ひとつ言えるのは昔よりも格段にバイクに乗りやすくなっているということ。選択肢が増えるのは大変よいことだと思います。

さらに付け加えると、現在、乗り物は動力の転換点を迎えており、内燃機関のエンジン車がいつどこまで乗れるかが非常に分かりにくい時期でもあります。せっかく買ったバイクが、思ったよりも早いタイミングで新しい規制等により乗れなくなってしまうことも考えられます。可能性として大いにあり得るのです。そんな悩みを持つ人にはサブスクはかなりおすすめのサービスと言えるでしょう。

レポート●ABT werke 画像●オークネット

CONTACT

○ミーライド

https://meride.moto-auc.com/

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