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新エンジン搭載の新型スーパーカブ110を実車で分析! タイヤはIRC製、キャストホイールはC125と「同じではない」

スーパーカブ110 スーパーカブC125

新型スーパーカブ110は新エンジンを搭載

2022年3月19日(土)から開催中の大阪モーターサイクルショーで、ホンダは新型スーパーカブ110を展示した。
スペック、改良点、発売日や価格などの詳細は公表されていないが、実車から分かる変更点について見ていきたい。

エンジン外観はこれまでのスーパーカブ110とはまったく異なっており、新エンジンとなっている。
既にタイで発表されている新型スーパーカブ110はボア・ストローク47.0mm× 63.1mmとなったロングストロークの新エンジンが搭載されており、日本版も基本的にはそれと同様と思われる(これまでのスーパーカブ110のエンジンはボア・ストローク50.0mm×55.6mm)。

ヘッドカバーのデザインがスーパーカブC125、CT125・ハンターカブなどに似た形状となっており、タペット調整用のメンテナンスホールが復活している。

新型スーパーカブ110のエンジン。シリンダーヘッドの上下にある2つの丸いカバーがタペット調整用メンテナンスホール。
メーターのデザインも変更。液晶モニターが装備され、燃料計、ギヤポジション、距離計が表示される。速度計左にある黄色いランプはABSのインジケーター。

フロントはABS付きディスクブレーキに、ホイールは中国のJIELI製か

外観でもっとも変わったところは、キャストホイール&フロントディスクブレーキとなった点だろう。
スーパーカブシリーズではスーパーカブC125とCT125・ハンターカブがディスクブレーキを採用しているが、その2車とは異なり、ブレーキディスクは左側に装着されている。一方、リヤブレーキはドラムのままだ。

タイヤはこれまでのスーパーカブ110では台湾・チェンシンのCST C-6016が純正装着だったが、新型の展示車ではIRC製のチューブレス・T-SPEC NF63&NR63が装着されていた。
フロント70/90-17、リヤ80/90-17のタイヤサイズは同じだ。

なおホイールはスーパーカブC125のキャストホイールに似たデザインだが、メーカーは異なる模様。
スーパーカブC125用はタイ生産のエンケイ製だが、展示車の新型スーパーカブ110のホイールには「JIELI」の刻印が。
中国・重慶を拠点とする二輪・四輪用ホイールメーカー「Chongqing Jieli Wheel」によるものだろうか。

ハンドルの樹脂カバー内に配置された、フロントブレーキのマスターシリンダー。デザインを損なわないよう、目立たないように配置されている?
フロントブレーキにはABSを装備。タイヤはチューブレスで、フロントはIRC製のT-SPEC NF63という銘柄が装着されていた。
ホイールはグレーの梨地仕上げで、スポークには「JIELI」の刻印が。

大阪モーターサイクルショーは3月21日(月・祝)まで開催されているほか、新型スーパーカブ110は3月25日(金)〜3月27日(日)開催の東京モーターサイクルショー、4月8日(金)〜4月10日(日)に開催の名古屋モーターサイクルショーにも展示される。
機会があれば、皆さんもぜひ実車を目にしてみてほしい。

2022年3月20日追記:写真の追加、タイヤに関する説明を補足しました。

レポート●上野茂岐 写真●モーターサイクリスト編集部

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