新車

連載「THE EDGE.」 スズキ GSX-8TT イメージフォトアルバム

月刊バイク雑誌「Motorcyclist」のメインテスター、梨本 圭が最新スポーツ車の徹底テストを行う人気連載「THE EDGE.」。2026年7月号では、スズキ GSX-8TTの試乗記を掲載している。その誌面から、プロカメラマン撮影のシリアスな雰囲気漂うイメージフォトと、車両概要解説をお届けしよう。

photo:水谷たかひと

Retro Spirit, Next Generation Performance.

GSX-8TTは、ネオレトロモデルのGSX-8Tにヘッドライトカウルやアンダーカウルを装備したモデルである。GSX-8Tと同様、開発のベースとなった車両はストリートファイターモデルのGSX-8S。775cc並列2気筒エンジンをはじめ、多くの部品が共通で使用されている。

低回転域のなめらかさと高回転でのスムーズさを両立したパラレルツインエンジンを採用。2軸1次バランサーの「スズキクロスバランサー」を搭載することで不快な振動を抑制している。
A(アクティブ)、B(ベーシック)、C(コンフォート)という3モードから選択できる「スズキドライブモードセレクター」を採用。トラクションコントロールは介入度を3段階から選べる。
GSX-8T/TTはともにバーエンドミラーを採用。鏡面の曲率を調整することで十分な後方視認性を確保している。ステーはアルミダイキャスト品。
スリットが入ったステンレス製マフラーカバーを採用。金属の質感を際立たせ、力強くメカニカルな印象を与えることで、バイク全体のスタイリングを高め、ネオレトロな雰囲気を表現している。

車名の「TT」は、1960年代に人気を博した2ストロークマシン、T500の愛称である「Titan(タイタン)」と、「Timeless(タイムレス=不朽の)」を組み合わせたもので、伝統と現代的なスタイリングの融合を表している。

また、ラジエターシュラウドに配置された立体エンブレムは、ビリヤードで勝負を決める特別なボールである「エイトボール」をイメージしたものだ。

GSX-8TTのスタイリングは1970年代から80年代のロードレーサーに着想を得て仕上げられている。ブラックの車体色では、かつてのGPマシンをオマージュした黒・赤・黄色の組み合わせを使用。
鮮やかなカラーのホイールがレーシーな雰囲気を際立たせる。
ビリヤードで最後に落とすことで勝負を決める特別なボールである「エイトボール」をイメージした「8」を立体エンブレムとして、ラジエターシュラウドに配置。

フラットボトムデザインのヘッドライトに装着された専用パーツのヘッドライトカウルは、風圧を軽減するために設定した開口部と、あえて外側に配置したスクリーンの玉縁によって空気の流れを制御し、高速走行時の優れた防風性と風圧の軽減を実現している。

なお、シート表皮はGSX-8Tがタックロール仕様であるのに対して、GSX-8TTはほぼフラットで、この差がGSX-8T:815mm、GSX-8TT:810mmというシート高に表れている。

高速走行時の優れた防風性と風圧の軽減を実現し、スタイリングと機能性を両立したヘッドライトカウル。燃料タンクと同じ色のグラフィックが入っている。
LEDヘッドライトは、1960〜70年代のスズキ車に見られるフラットボトムのデザインから着想を得た形状を採用。LEDポジションランプはターンシグナル一体型となっている。
GSX-8TTのシートは専用ステッチ入り。ヘッドライトカウルやアンダーカウルとの調和はもちろん、バイク全体のスタイリングを引き立てるようデザインされている。

モーターサイクリスト2026年7月号の「THE EDGE.」では、このGSX-8TTの前後タイヤを優れたハイグリップ銘柄として定評ある「ピレリ ディアブロ スーパーコルサV4 SC」に換装し、タイムアタックを実施。その結果は、本誌で確かめてみてほしい。

ピレリ ディアブロ スーパーコルサV4 SC

モーターサイクリスト2026年7月号は、6月1日発売となっている。

スズキ GSX-8TT 主要諸元

【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ ボア×ストローク:84.0×70.0mm 総排気量:775cm3 圧縮比:12.8 最高出力:59kW<80ps>/8,500rpm 最大トルク:76Nm<7.7kgf・m>/6,800rpm 燃料タンク容量:16L WMTCモード燃料消費率:23.4km/L 【諸装置】変速機:6段リターン 変速比(1速~):3.071/2.200/1.700/1.416/1.230/1.107 減速比(1次/2次):1.675/2.764 【寸法mm・重量kg】全長:2,115 全幅:775 全高:1,160 ホイールベース:1,465 シート高:810 車両重量:203 キャスター/トレール:25°/104 タイヤサイズ:(F)120/70ZR17 (R)180/55ZR17 【カラー】ブラック、マットグリーン 【価格】138万6000円

車両問い合わせ先

問スズキ TEL0120-402-253 https://www1.suzuki.co.jp/motor/

  1. 【新型】大人にもおすすめの400ccバイク『CBR400R』がHonda E-Clutchを新搭載!? 足つき性の良さも人気の理由ひとつです!

  2. お店で買える! “かわいい”が詰め込まれた特別仕様車 『スーパーカブとハローキティがコラボ!』

  3. 【比較】『GB350 S』や『GB350 C』 とスタンダードモデルの違いって? 空冷シングル『GB350』シリーズはどれが人気?

  4. 初心者ママライダーの感じたRebel 250 E-Clutchの魅力。「私の心を落ち着かせてくれる存在です」

  5. 【わかる?】車検のある400ccクラスで発売からもう4年……だけど2024年まで『ベストセラー』を誇ったHondaのバイクってどれだと思う?

  6. 【え?空冷?】新型『CB1000F』を「予備知識ゼロ」でレビューすることになった→聞いてた話と違うじゃないか!?【Hondaの道は1日にしてならず/CB1000F ①第一印象 編】

  7. 【驚異の価格】新型EVスクーター『ICON e: (アイコンイー)』は26Lのシート下収納スペースありで充電もラク!【Honda2026新車ニュース】

  8. 徹底解説!レブル250の「Eクラッチ」が圧倒的に支持される「7つの理由」って? 【Honda E-Clutch/Rebel 250 S Edition編】

  9. 【質問】このバイクの車名ってわかる? Rebel 250(レブル250)じゃないよ!DAYTONA×Dope製のCL250向け『カスタム』です!

  10. ツーリング好きの私が年甲斐もなく『峠の走り』に夢中になってしまったバイクの話【Hondaの道は1日にしてならず/GB350 S インプレ・レビュー 前編】

  11. バイク歴18年のライダーはGB350 Cで初のMT車デビュー「これにしかない良さがあります」

  12. CRF1100L Africa Twin(アフリカツイン)が予想外のニューカラー!?新型モデルからは『MT』と『<S>』が無くなり『DCT』のみに!

  13. GB350はモトクロスの女王、川井麻央選手も絶賛「GBがいいヤツすぎて仲良くなりました」

  14. 【新車】125ccスクーター『LEAD 125(リード125)』がニューカラー2色追加で新発売! シート下スペース約37Lでスマートキー&USBソケットも標準装備!

  15. 10年、20年後も色褪せない「控えめに言って最高」GB350 Cを全力で絶賛する理由

  16. のんびりツーリング最強の大型バイク『CL500』がアップグレード!新色にも注目です!

  17. 通勤・通学、二人乗りもOKの遊べる125cc『ダックス125』は初心者の人も安心!

  18. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  19. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  20. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー