トピックス

九州の激アツバイクレース!【鉄馬 2025 with βTITANIUM 合戦の日】イベントレポート

2014年に初開催された「鉄馬(てつうま)」は、 旧車から現行車まで鉄フレームを用いたさまざまな車両が集うイベントレース。 3戦ある25年大会の皮切りとなる「合戦の日」も、晴天に恵まれ大いに盛り上がった!

開催日:5月3日(土)・4日(日) 入場料:500円(決勝日) 場所:HSR九州 サーキットコース(熊本県菊池郡)

鉄フレームのバイクが火の国・熊本で激闘を展開

 鉄馬参戦車両の大前提的レギュレーションは鉄フレームであることだが、現在はエンジン形式や排気量などによって13もの多様なクラスに分かれ、レースが展開されている。

1970年代から現在まで各年代の、国産・海外産の鉄フレーム車がエン トリー。並列6気筒のCBX1000や、リバイバル版のBSA ゴールドスター(650)など、珍しい車両もレースに出ていた。
アイアンモンスター750クラスの首位争いの一場面。熊本市にあるテラバル自動車学校から出場した上野太輔選手のCB750(#625。何と元教習車)が、1位を行く田川純一郎選手のゼファー 750(#72)をパス! 白熱のバトルの末、最後は田川選手がレースを制した。

 今回取材に訪れた5月4 日は決勝日だったが、昼休みにはロイヤルエンフィールドオーナーたちのパレードランが行われるなど、一定の緊張感はあれどもピリピリしすぎない、どこかおおらかな雰囲気が印象的で、観客は老若男女、幅広い層が集ま って笑顔で過ごしていた。

ロイヤルエンフィー ルドのバイクで参戦した選手たちの先導でコースをパレード走行するロイヤルエンフィールドオーナーたち。その表情からは興奮と爽快感がありありと伝わってきた。

  九州の一大イベントレースだけに、パドックにはバイクメーカーや用品メーカーなどが25軒も出展。2020年からZ900RSで鉄馬に参戦しているモリワキレーシングのテントには、レース車に加えて、今年のモーターサイクルショーでホンダブースに展示されたCB1000Fコンセプトのカスタム車が並び、注目を集めてい た。また、多彩なメニューを提供するフードコーナーも大盛況。

パドックの様子。さまざまなメーカーや飲食コーナーののぼりが立っていてお祭り感がある。
モリワキレーシングのテント脇に展示されていたCB1000Fコンセプトのカスタム車。「CB1000Fが発売されたら、鉄馬でワンメイクレースができたりするんだろうな」という声が参加者から聞こえてきた。

 レースは各クラスで接戦が見られ、コースの各所でたびたび歓声が上がった。出場した現行車両の中では、GB350やZ900RSのほかには、海外ブランドのクラシック系ながら奮闘しているロイヤルエンフィールド勢が目立っていた。

モリワキレーシングはアイアンエキスパートクラスとネオクラシック350クラスに参戦し、両方で連覇を達成! Z900RSを駆った2002年JSB1000王者の山口辰也選手は今回がHSR九州初レースながら見事優勝し、喜びのバーンナウト。
アイアンエキスパートクラスの表彰。副賞には大津名産のサツマイモも!
モリワキレーシングからネオクラシック350クラスに出場した金子美寿々選手(左)はGB350Sでコースレコード更新&優勝。レース後は2位の中山恵莉菜選手(右)と一緒に笑顔でピース!
ROYAL ENFIELD with Moto Junkieからハンター 350レーサー でネオクラシック350クラスに出場した中山恵莉菜選手。
ネオクラシック350クラスには道岡嵩裕選手(左)と楠山泰生選手(右)もハンター350で参戦し、3位と4位を獲得。
GT-AXEL with OVERから排気量アップしたコンチネンタルGT650でアイアンACT18クラスに出場し、見事優勝した上田隆仁選手。
本誌連載でもおなじみの小川 勤さんはROYAL ENFIELD with Moto JunkieからコンチネンタルGT650ベースのレーサーでアイアンACT18クラスに参戦。前回は優勝したが、今回はエンジン関連のトラブルに悩まされた。それでも4位を獲得!
ROYAL ENFIELD with Moto Junkieの面々。次回こそダブル優勝!?
表彰式ではシャンパンファイトならぬ“炭酸水+メントス”ファイトが行われた。選手の仲間や家族も参加して、みんな満面の笑みでレースが締めくくられた。

次回、9月13・14日に同会場で開催される「決戦の日」でも、多彩な出場車両が熱く競い合う姿を見られることだろう。

今後の開催スケジュール

◯鉄馬 with βTITANIUM 決戦の日 9月13日(土)・14日(日)

 4気筒のみのレース 土曜日は練習走行と予選、日曜日は決勝

◯鉄馬 with βTITANIUM 乱戦の日 11月22日(土)・23日(日) 

 シングル&ツインのレースと全クラスの走行会 土曜日は練習走行と予選、日曜日は決勝と走行会

入場料:500円(中学生以下無料。会場内で使える200円分のクーポン付き。土曜日は無料)

駐車料:無料

report:林 康平 photo:ロイヤルエンフィールドジャパン/林 康平

LINK

鉄馬公式サイト
https://www.tetsuuma.com/

  1. お店で買える! “かわいい”が詰め込まれた特別仕様車 『スーパーカブとハローキティがコラボ!』

  2. 【比較】『GB350 S』や『GB350 C』 とスタンダードモデルの違いって? 空冷シングル『GB350』シリーズはどれが人気?

  3. 初心者ママライダーの感じたRebel 250 E-Clutchの魅力。「私の心を落ち着かせてくれる存在です」

  4. 【わかる?】車検のある400ccクラスで発売からもう4年……だけど2024年まで『ベストセラー』を誇ったHondaのバイクってどれだと思う?

  5. 【え?空冷?】新型『CB1000F』を「予備知識ゼロ」でレビューすることになった→聞いてた話と違うじゃないか!?【Hondaの道は1日にしてならず/CB1000F ①第一印象 編】

  6. 【驚異の価格】新型EVスクーター『ICON e: (アイコンイー)』は26Lのシート下収納スペースありで充電もラク!【Honda2026新車ニュース】

  7. 徹底解説!レブル250の「Eクラッチ」が圧倒的に支持される「7つの理由」って? 【Honda E-Clutch/Rebel 250 S Edition編】

  8. 【質問】このバイクの車名ってわかる? Rebel 250(レブル250)じゃないよ!DAYTONA×Dope製のCL250向け『カスタム』です!

  9. ツーリング好きの私が年甲斐もなく『峠の走り』に夢中になってしまったバイクの話【Hondaの道は1日にしてならず/GB350 S インプレ・レビュー 前編】

  10. バイク歴18年のライダーはGB350 Cで初のMT車デビュー「これにしかない良さがあります」

  11. CRF1100L Africa Twin(アフリカツイン)が予想外のニューカラー!?新型モデルからは『MT』と『<S>』が無くなり『DCT』のみに!

  12. GB350はモトクロスの女王、川井麻央選手も絶賛「GBがいいヤツすぎて仲良くなりました」

  13. 【新車】125ccスクーター『LEAD 125(リード125)』がニューカラー2色追加で新発売! シート下スペース約37Lでスマートキー&USBソケットも標準装備!

  14. 10年、20年後も色褪せない「控えめに言って最高」GB350 Cを全力で絶賛する理由

  15. 大排気量ツアラー一筋だったベテランライダーがXL750 TRANSALPに乗って感じた自由と楽しさとは?

  16. のんびりツーリング最強の大型バイク『CL500』がアップグレード!新色にも注目です!

  17. 通勤・通学、二人乗りもOKの遊べる125cc『ダックス125』は初心者の人も安心!

  18. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  19. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  20. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー