バイクライフ

大排気量車を持っているだけ?セカンドバイクがあれば「アンナことやコンナこと」も! 超刺激的に振り回せる【125ccオフロード輸入車】至高の3選

増車時に考えることは、経済性と扱いやすさ……それと忘れちゃいけないのが、「楽しく乗れる!」こと

なぜ人はバイクを増車してしまうのでしょうか。2台目、3台目が欲しい! 浮気性だから? 違う刺激がほしいから? バイクが好きすぎるから? メインマシンがそれなりに大きく、気軽に乗れるバイクも必要だから?

おそらく全部です。だからこそ増車時にはすでに所有しているバイクのタイプとは目先を変えたスタイルで、軽快で、それでいて楽しいバイクをオススメします。そんなワガママな欲望を満たせるカテゴリー、それこそが125ccのオフロードモデルなんです!

なぜ125ccで、しかもオフ車がいいのか?

125ccのバイクといえば今さら説明する必要もありませんが、その経済性が魅力のひとつ。自動車保険に少額を追加するだけで入れる「ファミリーバイク特約」によりカバーできる排気量であるため、増車しても保険料の負担増加は必要最低限。さらに車検もなく、軽自動車税は年1回の2400円。大きなバイクやクルマを所有している方からすれば、ほとんどタダみたいな固定費の追加で済みます。

また、これは販売台数的な物言いになってしまいますが、多くのライダーはメインマシンにオンロードバイクを所有されているようです。そういったマスとなる方々にとっては、やはりメインマシンとは違う使い方をするモデルのほうが、バイクの楽しみ方の幅を広げてくれるのではないでしょうか? 

不整地走行が楽しめる車体構成、スリムでアグレッシブなデザイン、もしかすると多少傷がついてもあまり気にならないその出自。例えば売れに売れまくっているカワサキZ900RSをメインマシンとする方にとっては、まさしく真逆をいく、小回りと切れ味の両立した「脇差」のような乗り物ですよね。

ということで金銭面や使い方の違いから増車のし易さと価値をご理解いただいたところでさっくりと選んでいきたいのですが……なんと2023年2月現在、ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの国内4メーカーには125ccのオフロードモデルのラインアップがありません!

しかしご安心を。海外メーカーには豊富に存在しています。日本代理店もあるので、アフターサービスも問題なし。増車に加えて外車デビューもできちゃう一石二鳥(?)なオススメモデルをご紹介します!

アプリリア RX125

レースの名門・アプリリアが放つ小排気量のオフロードバイク。立派なナリですが、しっかりピンクナンバー枠です

アプリリア RX125

■主要諸元

【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:58×47mm 総排気量:124.2㎤ 最高出力:11kW〈15ps〉/10,000rpm 最大トルク:11.2Nm〈1.1kgf・m〉/8,000rpm 燃料タンク容量:6.2L 変速機:6段リターン 【寸法・重量】全長:2,145 全幅:820 全高:1,180 ホイールベース:1,430 シート高:905(各mm) 車両重量:134kg タイヤサイズ:○F90/90-21 ○R120/80-18

■価格:47.3万円

アプリリアといえばフルカウルのオンロードスポーツモデルのイメージが強いメーカーです。エントリーモデルとしては125ccのオンロードスポーツ「RS125」が存在していますが(日本未導入)、そのエンジンを用いて作られたオフロードモデルがこの「RX125」。

特筆すべきはDOHC4バルブのレーシーなエンジン。1万回転以上までしっかり回り切るドラマチックなパワー感が魅力ですが、オフ車というパッケージングに期待される“出足の軽快さ”を得るために、二次減速比をRS125よりも大幅にショートにしてこのエンジンを搭載しています。その証が後輪にセットされた69Tという歯数の巨大なスプロケット!

オフ車らしいキビキビした走りと、回せばしっかり車速を乗せていく楽しさを両立したこのモデルは、セカンドバイクに求める“日常での刺激”を与えてくれる存在になります。

ファンティック XEF125

イタリアで1968年に創業された歴史あるメーカー、ファンティックから一台。平たいシートがコンペティティブな雰囲気を醸し出しています

ファンティック XEF125

■主要諸元

【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク単気筒 ボア・ストローク:52×58.7mm 総排気量:124.66㎤ 最高出力:-kW〈-ps〉/-rpm 最大トルク:-Nm〈-kgf・m〉/-rpm 燃料タンク容量:7.5L 変速機:6段リターン 【寸法・重量】全長:2,100 全幅:- 全高:- ホイールベース:1,420 シート高:915(各mm) 車両重量:108㎏ タイヤサイズ:○F90/90-21 ○R120/90-18

■価格:89万円

あまり耳馴染みのない方もいるかもしれませんが、ファンティックはガレリから独立したマリオ・アグラティが立ち上げ、エンデューロやトライアルの世界で勝利を重ねてきた由緒正しきメーカー。その中からピックアップするのはこの一台「XEF125」です。

見るからにレーシーなシルエットをまとうこのモデルに搭載されるのは、ミナレリ製のボア・ストローク52×58.7mmというロングストロークエンジン。可変バルブタイミング機構も備わっており、低回転のパルス感やトルクと高回転での伸びの良さを両立しています。

大きなリザーバー付きリヤサスペンションと相まって、セカンドバイクという言葉では収まりきらない“本格的”な質感が魅力的なモデルといえるでしょう。

ベータ RR2T 125

イタリアのメーカー「Beta」。競技用マシンを専門に製造しており、ストリートシーンとレースシーンでの存在感がまるで異なるのが特徴

ベータ RR2T 125

■主要諸元

【エンジン・性能】種類:水冷2ストローク単気筒 ボア・ストローク:54×54.5mm 総排気量:124.8㎤ 最高出力:-kW〈-ps〉/-rpm 最大トルク:-Nm〈-kgf・m〉/-rpm 燃料タンク容量:9.5L 変速機:- 【寸法・重量】全長:- 全幅:- 全高:- ホイールベース:1,477 シート高:930(各mm) 車両重量:94.0kg タイヤサイズ:○F90/90-21 ○R120/80-18 

■価格:121万円

Betaはエンデューロやトライアルなどのコンペティションモデルを専門にしているメーカーであるため、今となってはバイクメーカー各社では公道用として新車販売がほとんど行われていない2ストロークエンジン搭載モデルだってBetaのラインアップには存在します。

そして、そのモデルは……なんと公道走行に必要な保安部品をセットにしたリーガルキットが付属しており、それらの装着によりナンバー登録ができてしまう=公道を走れるんです!

もともと競技用ですから、サスペンションには非常に強いコシがあり、フレームもハード! 一般的なトレールモデルと比較すると非常にレーシーな乗り心地となることは間違いありません。

それでも競技用の、それも2ストロークエンジン特有のメンテナンスの手間をかけてでも「ほかの人とは違う特別なセカンドバイク」が欲しい方にはピッタリです。覚悟を持って手にすれば、きっとあなたのバイクライフは全く違う景色を見せてくれることは間違いありません。


以上、セカンドバイクにオススメできる刺激的な125ccオフロードモデル3選でした。高速道路にも乗れないながらも、街を颯爽と駆け抜ける軽快さはやはりこのクラスならではの魅力です。ここで挙げたモデルに限らず中古市場で漁るのもいいでしょう。過去には国内4メーカーからも様々なモデルが販売されていましたから。ぜひあなたも素敵な脇差を拵えてみてはいかがでしょうか。

レポート●緒方誠一 写真●ピアッジオグループジャパン(アプリリア)/モータリスト(ファンティック)/ベータモーター ジャパン

CONTACT

ピアッジオグループジャパン(アプリリア)

https://aprilia-japan.com/

 

モータリスト(ファンティック)

https://caballero.jp/

 

ベータモーター ジャパン

http://betamotor.jp/

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