「不必要はいらない」と尖り、熱狂的ファン以外の乗り手をも切り捨てた異端!ヤマハSDR[1987]【1980~2000年代に起こったバイクの改変 その9】

■SDR アップルレッド
■SDR メルティンググリーン
■ヤマハ SDR シャイニーブラック
■鮮烈な印象を与えたSDRのカタログ表紙。車体色は写真では黒く見えるものの、色はメルティンググリーンだという。他にはアップルレッドとシャイニーブラックの車体色も用意された。
■80年代後半当時の非レーサーレプリカ路線モデル全般に言える傾向だが、カタログ展開では性能曲線やメカニズム図版などを用いずすっきりと紹介するものが多い(以前に紹介したホンダ・ブロスなども同様)。SDRもカタログ2見開き目で「いちど原点に帰ってみよう」とアピールし、3見開き目ではスッキリしたマシン写真に載せてエンジンの説明・紹介、4見開き目も同じトーンの写真展開でフレーム、サスペンションについて紹介。
■80年代後半当時の非レーサーレプリカ路線モデル全般に言える傾向だが、カタログ展開では性能曲線やメカニズム図版などを用いずすっきりと紹介するものが多い(以前に紹介したホンダ・ブロスなども同様)。SDRもカタログ2見開き目で「いちど原点に帰ってみよう」とアピールし、3見開き目ではスッキリしたマシン写真に載せてエンジンの説明・紹介、4見開き目も同じトーンの写真展開でフレーム、サスペンションについて紹介。
■80年代後半当時の非レーサーレプリカ路線モデル全般に言える傾向だが、カタログ展開では性能曲線やメカニズム図版などを用いずすっきりと紹介するものが多い(以前に紹介したホンダ・ブロスなども同様)。SDRもカタログ2見開き目で「いちど原点に帰ってみよう」とアピールし、3見開き目ではスッキリしたマシン写真に載せてエンジンの説明・紹介、4見開き目も同じトーンの写真展開でフレーム、サスペンションについて紹介。
■SDRについてのメッセージめいた文章が展開されたカタログの最終ページ(記事の最終部にも引用紹介)。車体写真の左に掲げられた絵は、SDR登場の年に亡くなったポップアートの騎手、アンディー・ウォーホルのポスター作品だが、この稀代の芸術家とSDRを重ね合わせたい意図が何かしらあったのだろう。こうした異種混合の展開は、80年代後半当時に非レーサーレプリカモデルのカタログには意外と多かった。
■DT200R(前期型)をベースにクランクケースリードバルブ方式へと改められた、水冷2サイクル単気筒エンジン。従来からのピストンリードバルブ方式のようにピストンと吸気ポートの位置関係に拘束されず、クランク室が負圧になると吸気行程となって高い吸気効率が得られるため、DT200R後期型でもこの方式を採用していく。
■特長的な鋼管ダブルクレードルフレームは「タンクレールとテンションパイプの間をトラス(桁組)形状にパイプで結ぶことで縦剛性を、またヘッドパイプからリヤアームのピボット軸に向けて直線的に短い距離で結ぶことでねじれ剛性を高めた」とリリースに紹介され、リヤアームもトラス構造として強い印象を残した。だが「アルミデルタボックスのように、幅のある左右のメインセクションだけで曲げ、ねじれ剛性を確保することができず、幅の狭いSDRはフレーム上面を補強プレートで左右を結び、エアクリーナーボックスを補強メンバーにする」など、相応の苦心があったと開発陣は語っている。
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