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東京オートサロン2019で、敢えて二輪車関連の話題を探してみる その2

1月11日から13日まで、千葉県幕張メッセで行われている東京オートサロン2019。言わずと知れたカスタムカーの祭典だが、そうは言っても多少なりともバイク関連のコンテンツがある……はず!
そんな天邪鬼的思考で会場に赴いてみたが、はてさてその結果は……!?

report&photo●モーサイ編集部

ホンダは二輪車展示も豊富

四輪車、二輪車共にリリースしているホンダは、F1マシンのみならずRC213Vなどのマシンも展示。間近でじっくりとチャンピオンマシンを見られ、そして写真を撮れるのはこういったイベントならではでしょう。

モトGPでマルク・マルケス選手がチャンピオンを獲得したRC213V、全日本トライアル選手権で成田 亮選手がチャンピオンを獲得したCRF450RWなど、タイトルを獲得した車両がずらり。至近距離で見られるとあって、会期中はクルマファンであってもまじまじと見る人多数。
ほかにも無限のEVバイク“神電”が部品をバラした展開状態で展示され手いるなど、想像以上に見所がたくさん。

通路に面したスペースには、2018年に発売されて話題をさらったモンキー125、カブC125が。こちらはノーマルの状態での展示だったが、クルマ好きにも「刺さる」ポイントが多いはず。

CBR250RRやレブルなど、実際にまたがってOKの車両も展示されていた。

スズキは定番の湯飲みとガチャポン!?

スズキも国内メーカーでバイクも作っているメーカー。しかし今回はバイクの実車展示は行っていなかったようだ。モーターサイクルショーでは絶大なる人気を誇る湯飲みが四輪板で展開されていたり、500円でラバーストラップのガチャポンがあったりと、財布のひもがゆるくなってしまいそうな“仕掛け”がたくさん。個人的にはジムニーの湯飲みがえらい気になってしまい、思わず購入しそうになってしまったほど。

TONEブースでは来期の参戦体制発表会が開催

工具メーカーのTONEブースには、全日本および鈴鹿8耐に参戦したBMW・S1000RRが展示されていた。
13日(日)には2019年度の参戦体制発表会が行われていた。

普段はじっくりと見る機会の少ないジェットスキーも展示。こちらはターボチャージャーを搭載したヤマハ GP1800というマシンで、ノーマルで250馬力、レーシング仕様ともなると500馬力というとてつもない出力を誇るモンスターマシンだ。これもまぁ、海の上のバイクみたいなものかしら?

TONEブースでは来期の参戦体制発表会が開催

内燃機関を稼動させる上で必要不可欠なスパークプラグ。そのトップブランドであるNGKスパークプラグもブースを出展。13日には佐藤琢磨選手がトークショーを行うなど、終始来場者で賑わっていた。

意外と……といったら失礼かもしれないが、NGKのスパークプラグの歴史が書かれた展示は、見ているとかなり興味深い。クルマの技術は日進月歩、ということを再認識させてくれる。

こんな所にもバイクが!?

オイルメーカーのもチュールブースを覗いてみると……おお! こんな所にもバイクがあるじゃないの! モチュールといえば四輪、二輪共にハイスペックオイルとして絶大なる人気を誇っているブランドだから、バイクがあっても不思議じゃないか。オートサロンのブースは、どこに二輪ネタが転がっているかわからないのだ。

学生の作り出す作品に脱帽

こちらはNATS日本自動車大学校の学生さんが製作した出展車両。ジムニーをベースにした、アメリカンテイストあふれる車両で見るべき所は多いが、何より気になるのがヒッチメンバーを介して牽引しているトレーラー。内部を覗くと、なんとバイクや必要工具を収納することができる作りとなっているじゃないか!? いやはや恐れ入るほどの作り込みだ。

会場を見ていて思ったのは、四輪のカスタムカーショーといえどバイクのネタがけっこうあるんだなということ。四輪向けのネタだとしても、HPIのホットベストのように「これ、バイクにも使えるんじゃないかな?」と思えるようなものも少なくないので、一度足を運んでみることをオススメしたい。
開催は13日までとなっているが、来年の開催時にはどのようなネタがあるのか、今から楽しみだ。

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