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「参加ライダーがオシャレすぎる」正装してバイクに乗るチャリティランイベント「ジェントルマンズ ライド」をレポート!! 

14万円の靴でも、シフトチェンジに迷いはない……!!

尻撃ち職人さんと愛車のBMW・R100CS。

まず目に止まったのは、百貨店に勤務する「尻撃ち職人」さん。趣味はサバゲー(サバイバルゲーム、特別なフィールド内でモデルガンなどを撃ち、白兵戦のようなバトルをして楽しむスポーツ)だということで、「尻撃ち職人」というハンドルネームもサバゲー由来のものだとか。

「尻撃ち職人」さんの「正装」はとにかくクオリティが高い!! 勤め先の百貨店で販売していたものをコーディネートしたそうで、その高品質さが見た目からもひしひしと伝わってくる。

全体的に紺×茶でまとめられたコーディネート。ジャケット裏のタグには「メイド・イン・イタリー」の文字が!! こりゃあ本物だ。

今回のコーディネートのコンセプトは「アズール・エ・マローネ」とのこと。ファッションにうとい筆者にはなんのことかさっぱりわからなかったが、要は「アズール(紺色)とマローネ(栗色)の組合わせ」のことだそうだ。

ジャケットの下にはブレイシーズ(サスペンダー)をしっかりと仕込んでいる。伝統的なトラウザーズ(男性のパンツ)は、ベルトで締めるのではなくブレイシーズで吊るのが正装とされてきた歴史があるのだそうだ。

ただ見た目を「紳士っぽく」整えるだけではなく、知識の裏付けをもって「正装」を作っている「尻撃ち職人」さん。靴にもコダワリがあるというが……。

14万円するコードバンの靴にシフトペダルの跡が……。

この日の「尻撃ち職人」さんの靴はコードバン(馬革)。材料となる農耕馬が減って良質な馬革が供給不足の状態だという背景もあり、お値段はなんと14万円とのこと。

「ジェントルマンズ ライド」のために新品の「コードバン」をおろしたというが、左足には既にギヤチェンジの際にシフトペダルとの接触で付いたと思われる小キズが……!!

しかし、「後でしっかり手入れをすれば消えると思いますよ」と笑顔の「尻撃ち職人」さん。この余裕がジェントルマンたる由縁なのだろうか。

「尻撃ち職人」さんの愛車、BMW・R100CSもヘッドライトにヒゲと片眼鏡のシールが貼られてジェントルマン仕様になっていた。

スコットランドをイメージしたトラッドスタイルも全て普段着でコーディネート

アオさんと愛車のヤマハ・SR400。

他の参加者からも注目を集めていたレディ、アオさん。スコットランドの民族衣装「キルト」をイメージしたファッションが個性的だったが、これらの服は「ジェントルマンズライド」のために購入したわけではなく、全て普段着からコーディネートしたそうだ。

愛車SR400のシートはバナナシートに換装し、クラシカルな雰囲気を高めている。

アオさんの愛車はヤマハ・SR400。バイクの免許は10代の時に取得したものの、長い間小型のスクーターしか乗ってこなかったというアオさんだが、1年ほど前にSR400を購入し、シートやマフラーのカスタムを行うなど、より自分の理想のバイクとなるように日々手を掛けているという。

「スポーラン」というスコットランド伝統のポシェット型のバッグをコーディネートに取り入れて、本格的なスコットランド風トラッドスタイルを作っている。
スカートの下にはレザー製のタイツを合わせている。伝統的なトラッドスタイルの中にライダーらしい要素も取り入れられているのが素敵。

4歳のリトル・ジェントルマンも参加

4歳にして「将来乗りたいバイクを決めている」という開生君と、お父さんの愛車ロイヤルエンフィールド・G2 。

お父さんのHayne Ryo(はいね りょう)さんが運転するロイヤルエンフィールド・G2に取り付けられたインド製サイドカーに乗って参加したのは4歳の開生君。

開生君は「ジェントルマンズライド」に参加した車両が駐車場に入ってくるたびに「パパ、BMWがきたよ!!」「ハーレーだ!!」と歓声をあげ、4歳にしてバイク知識も豊富な様子。好きなバイクはハーレーだと言い「ドルドルドル……」という音がたまらないんだとか。これは将来有望。

ダークグレーのシャツに黒いネクタイ、付けヒゲという開生君の完璧なジェントルマンスタイルはお父さんがコーディネートしたということで、お父さんのHayne Ryoさんは「コロナの影響でなかなかバイク乗りが集まる機会がない中、今回のジェントルマンズライドの開催は貴重だと思います。着ていく服を考えたり、参加するまでの時間を楽しめるのもこのイベントの特徴だと思います。」と話した。

2スト車のヤンチャなイメージを覆すため、クラシカルなスタイルで参加しました

カワサキ・マッハⅢ500SS(72年式)で参加した山田保之さんは、「2ストロークのカワサキ車に乗っているとヤンチャな印象をもたれやすいと思うんだけど、そういった攻めたバイクに乗っていても、中身はジェントルなんだよ、ということを伝えたくてこのスタイルでの参加です。ギャップ萌えみたいな(笑)」と話した。

今日のスタイルの山田さん的コダワリポイントはヘルメットとシューズの色味を合わせたところだという。

「ヘルメットはagvのX70を使っています。X70は内装の作りがちょっとクラシカルなデザインで気に入っているんですよ。今日一緒にイベントに参加したネオクラさんからアドバイスを貰って選びました。」という山田さん。

オシャレ×バイクを愛好する仲間の輪が広がっているようだ。

山田さん(右)と一緒に「ジェントルマンズ ライド」に参加した仲間。ヤマハ・SR500に乗る小暮洋平さん(中央)と、山田さんにヘルメット選びについてアドバイスをしたというネオクラさん(左)、愛車はヤマハ・SR400。

ジェントルマンズ ライドの参加者は中身も紳士だった

「ジェントルマンズ ライド」の参加者は、初対面同士でも和やかに談笑し、筆者による突然のインタビューにも丁寧に答えてくれた。

また、会場が総合施設(ユーメディア新山下には外車販売店やヤマダ電気が同敷地内にあった)の駐車場という場所柄、イベント中に無関係のライダーが駐車をしようとしてバイクごと転倒するというトラブルが起きたが、その場にいた「ジェントルマンズライド」参加者の全員が駆けつけて手助けをするなど、参加者の行動には服装だけでないジェントルマンシップを感じることができた。

「ジェントルマンズライド」の目的である「前立腺がんなど男性特有の病気に対する研究と、男性のメンタルヘルスに対する意識を高め、資金を調達する」という点については、イベント終了後も引き続き寄付金の募集を行っている。

下記CONTACT欄に記載したジェントルマンズライド公式ホームページから寄付を行うことができるので、興味をもった人はぜひアクセスしてみてほしい。

レポート・写真●モーサイ編集部 中牟田歩実

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CONTACT

ジェントルマンズライド公式ホームページ(英語サイト)

https://www.gentlemansride.com/

RIDEZ公式ホームページ

https://ridez.jp/

 

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