バイクの安全な通行方法と注意点
では、ツーリング先などでラウンドアバウトに遭遇したら、どの様に通行すればいいのでしょうか?
まず、進入時は、徐行しながらできるだけ道の左側に寄り、必ず「左ウインカー」を出しましょう。ラウンドアバウトは、左側通行の日本では交差点内は「時計回り」で走るのが基本(海外の右側通行を採用する国では反時計回り)なので、進入は必ず左折になるからです。

進入時は、交差点手前の横断歩道などに歩行者がいないかを確認。いれば止まるなどで歩行者を先に行かせましょう。
また、もし自分の右側をから車両が来ていたら、前述の通り、交差点内をすでに通行する車両が優先ですから、やはり一時停止または徐行して道を譲ります。
安全に交差点内に入れることを確認したら左折して進入し、ゆっくりと徐行して通行。交差点を出る時は、自分が行きたい道の手前でやはり左ウインカーを出し、道路をゆっくりと左折します。
この時、注意したいのは、同じように左折するクルマを無理に抜こうとして、車体の死角に入ってしまい巻き込み事故にあってしまうこと。無理な走行は事故の元ですから、十分に注意しましょう。また、出る道にも横断歩道があることが多いため、歩行者などへの注意も必要です。
ちなみに、ラウンドアバウトでは、自転車や原付バイクなども、他の車両と同じ方法で通行します。もし、バイクでなく4輪車で通行する場合は、これら車両を左折時に巻き込む可能性もありますから、自分が加害者にならないように安全確認を忘れずに。


ラウンドアバウトは、Uターンをする場合もちょっと便利です。交差点へ一旦入ったら、そのまま環状の交差点を時計回りに通行、元来た道の手前で左ウインカーを出して左折すればいいので楽なのです。
ツーリング先の街中などでUターンしたい場合、あまり周囲の道路状況などを知らない場所だとターンする場所に困り、しばらく先まで走ってしまうことも多いですよね。最悪は、焦って狭い場所でUターンしようとして転倒することだってありえます。
ラウンドアバウトなら、そういった場合も安全でスムーズにUターンができるため、バイク乗りにとっても、ちょっとしたメリットがあるといえますね。

レポート●平塚直樹 写真&図●長野県須坂市/長野県飯田市/長野県北佐久郡軽井沢町/国際交通安全学会
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