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ガンバレ、日本代表!【インターナショナル GSトロフィー2026 壮行会】レポート

2025年12月3日、BMWモトラッドジャパンは東京都江東区青海にある「BMW GROUP Tokyo Bay ホール」にて、国際的なバイクイベントである「インターナショナルGSトロフィー」の2026年大会に向けた壮行会を開催した。

国内選考会を勝ち抜いた2人の選手を招待

「インターナショナルGSトロフィー」は、BMWモトラッドの主力モデルであるアドベンチャーバイクの「GSシリーズ」を所有するライダー向けに、2年に1回開催されているアドベンチャーツーリングイベントだ。各国で開催される国内選考会の上位者が集結して、過酷な自然環境の中でさまざまなチャレンジに挑むという、競技会的な側面も持っている。

2008年の初開催から数えて第10回となる2026年大会はルーマニアにて開催され、全8チームが参加。なお日本は、ドイツと同じくこれまでの大会全てに参加している。

壮行会の挨拶に登壇したBMWモトラッドジャパンの大隅 武ジェネラルマネージャー。バイクの販売に加えて、ユーザーに「体験」を提供することもBMWモトラッドの特色であり、インターナショナルGSトロフィーもその一環であると取材陣にアピールした。
インターナショナルGSトロフィーの歴史と意義を取材陣に説明する、BMWモトラッドジャパンの中根知彦マーケティングマネージャー。
過去に日本からインターナショナルGSトロフィーに参加したライダーの中には、運転スキルを磨き続け、BMWモトラッドオフィシャルオフロードインストラクターの資格を取得した人もいる。

2026年大会はチームの編成が前回とは異なり、国内選抜を勝ち抜いたライダー2名とKOL(Key Opinion Leader=インフルエンサー)が一丸となって参加する。壮行会ではまず、2025年10月11日〜13日に群馬県の「パルコール嬬恋リゾート」で開催された国内選考会の上位2名である、杉本 毅さんと今 義拓さんが登壇して国内選考会の感想と抱負を述べた。

60名のライダーが参加した国内選考会で見事勝ち抜いた杉本 毅さん。
これまで5度、国内選考会に挑戦し、ついに日本代表の座を勝ち取った今 義拓さん。
2024年大会までは代表3名にジャーナリストが同行する形だったが、2026年大会は代表2名プラスKOLの3人でチームを編成することとなった。
2026年大会で使用される車両は、2025年にデビューしたニューモデルであるR 12 G/S。クラシカルな雰囲気のスタイリングだが、走行性能は最新スペック。

選抜ライダーに同行するKOLを壮行会で初めて発表

杉本さん、今さんとともに日本代表となるKOLは、壮行会で初めて公開された。スクリーンに紹介動画が映し出された後に登壇したのは、YouTubeの「MOTOR STATION TV」をはじめ、各種媒体で活動しているモータージャーナリストの丸山 浩氏。「これまでもさまざまなことにチャレンジしてきたけれど、また新たにチャレンジする機会をいただくことができ、とてもうれしいです」と述べた。

丸山 浩氏の紹介動画では、過去のロードレースでの活躍場面のほかに、バハ1000ラリーに参戦したときの映像や、近年のヒマラヤツーリング、BMWモトラッドのオフロード試乗会で果敢にR1300GSを操る姿が映し出された。
インターナショナルGSトロフィーの2026年大会に出場する3名が壮行会で並び立った。中央が丸山 浩氏。

KOL発表後は、出場者3名のトークショーを展開。インターナショナルGSトロフィーで求められるオフロード走行スキルについて、丸山氏はロードレースに挑戦し始めた頃、毎晩フラットダートでの練習で転倒するまで攻める感覚を磨いたというエピソードを披露した。一方で、ジャンプやガレ場走行は控えてきたとも述べ、インターナショナルGSトロフィーに参戦する際の心構えも含めて、杉本さんと今さんにアドバイスを求める場面もあった。

トークショーの進行役は前回大会にジャーナリストとして同行した松井 勉氏(左端)が務めた。丸山氏は現地からのLIVE映像配信への意欲も見せた。

インターナショナルGSトロフィーの2026年大会は、2026年夏に開催予定となっている。BMWモトラッドと、KOL・丸山氏からの発信に今後も注目していきたい。

report&photo:モーターサイクリスト編集部

LINK

BMWモトラッド https://www.bmw-motorrad.jp/ja/home.html

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