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トライアンフが支援する紳士&淑女たちが集うチャリティランイベント 「2023ディスティングイッシュド・ジェントルマンズ・ライド(DGR)2023」が開催!

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男性の健康を支援するチャリティーライド「DGR」を英国バイクメーカー・トライアンフが支援

ピンクリボンやホワイトリボン、そしてパープルリボン等、女性を支援する運動等は世間でもよく知られ、耳にすることもあるが男性を支援する運動は意外と知られていない。トライアンフモーターサイクルズはそんな男性の健康をサポートする前立腺がん研究とメンタルヘルス研究を支援するためのチャリティランイベント「The Distinguished Gentleman’s Ride(DGR=ディスティングイッシュド・ジェントルマンズ・ライド)」の考えに賛同し、公式スポンサーを務めている。このイベントは2012年からスタートし、その内容としては男性の健康をサポートするために世界各地にライダーたちが集い、パレードランをしながら募金を呼びかけるものとなっている。また参加ライダーたちは皆、洒落た格好に身を包み、クラシックスタイルのバイクで走るというのが決まりとなっている。

出発前のステージで挨拶をするトライアンフモーターサイクルズジャパンの大貫陽介代表取締役社長。トライアンフがDGRを支援するのは今年で10年目。社長自身もトライアンフ ボンネビル T120ブラックにまたがってパレードランに参加しました。
今年2023年はトライアンフとDGRのパートナーシップ10年目にあたり、トライアンフは限定250台のボンネビル T120ブラック DGRリミテッドエディションを作成しました。

4年ぶりの制限なし本格開催!! 参加者250名を集める大盛況

そして今年の「2023 The Distinguished Gentleman’s Ride」は5月21日(日)に開催された。ここ数年はコロナ禍ということでソロライドや少人数での参加が推奨されていたが、今年は4年ぶりに本格的に開催されるということで、筆者も紳士&淑女ライダーたちと共にチャリティパレードランを楽しむべく、東京ライドの集合場所へと向かった。

スタートは正午、余裕をもって到着したが、すでにスタート地点には普段街で見かけるライダーのイメージとは異なる「粋な服装」をした多くのライダーたちが集まっていて、パレードスタートまでの時間で互いのファッションやクラシックバイクをキッカケに会話を楽しんでいた。この日、東京ライドに集まったライダーは約250名(横浜ライドを含む)。当日は天候にも恵まれ、まさに絶好のバイク日和となりライダーのたちの表情も晴れやか。そこで気になった何人かの参加ライダーに話を聞いてみた。

スタート地点で出発を待つ筆者。トライアンフ ボンネビルT120(エージャンブルー・フュージョンホワイト)に乗って参加。
参加者は250名ほどだといい、スタート地点にはトライアンフ車を中心にバイクがズラリ。
参加者はパレードスタートまでの時間で、互いのファッションやクラシックバイクをキッカケに会話を楽しんでいました。
バイク談義に花が咲きます。
トライアンフ車以外に乗る参加者も見られました。やはりホンダ GB350、カワサキ W800、ヤマハ SR400/500など、クラシカルな雰囲気の車両が目立ちましたが、中にはホンダ クロスカブやスズキ Vストローム250の姿も見られるなど、多種多様な車両が参加しました。

参加したトライアンフ乗りのファッション&車両チェック!! クラシカルスタイル×紳士の装いは相性抜群

後藤さん×ボンネビルT100ブラックエディション「念願の初参加、1960年代のロンドンをイメージして世界観にドップリ」

まず声を掛けたのは、クラシカルな雰囲気のファッションでまとめていた静岡からの参加という後藤さん(31)。愛車はトライアンフのボンネビルT100ブラックエディション。「このイベントははじめて。以前からネットでイベントの存在は知っていましたが、コロナ禍のソロライド参加ということで断念。そして今年は通常通り行われるということでやってきました。これまではひとりでジャケットを着て、ネクタイを締め、勝手にジェントルマンズライドをしていたんですよね(笑)。個人的にはこれはコスプレの一種だと思います。1960年代のロンドンをイメージしてスーツを着てみたり、そういう時代に浸れるところが魅力ですね。このバイクはエンジンをかけて音を聴いた瞬間に『これだ!』と思って決めました。今日のファッションのポイントは白いパンツと黒のロングブーツ、乗馬のイメージなんですよ」

後藤さんとボンネビルT100ブラックエディション。

小倉さん×ボンネビル T100ゴールドライン「ヘルメットも車両も英国メーカーのものをチョイス」

次に声を掛けたのは、穏やかな雰囲気とスマートなコーディネイトが素敵な東京からの参加という小倉さん(60)。愛車はトライアンフ ボンネビルT100ゴールドライン(2022年限定モデル)。「イベントは初参加です。きっかけは、このイベント自体がメンタルヘルスと前立腺がんの支援ということで、私も少しメンタルヘルスを患っていることもあって、そういったことの啓発や啓蒙に協力することができればというところから。それと僕もたまたまクラシックバイクに乗っていたので、いい機会だと思っての参加ですね。バイクは普段、週末にカフェやパン屋を巡ったりと街乗りをのんびり楽しんでいます。今回は自前の何となくクラシック風なものを選んだだけで、ちょっとした自慢はヘルメット。イギリスのヘドンというヘルメットブランドのものでDGRの10周年記念モデルなんです。今日という日にピッタリだと思って」

小倉さんとボンネビル T100ゴールドライン。

ロバートさん×6Tサンダーバード「1950年製のレトロトライアンフにあえてレザーベストを組み合わせ雰囲気にメリハリを!!」

最後に話を聞かせてもらったのは、レザーベストとキャップの組み合わせが目を引き、コーディネイトもバッチリ決まっていた東京から参加のロバートさん(58)。1950年製の6Tサンダーバード。「このバイクはイギリスでずっと眠っていた車両でレストアされて出てきたものなんですよね。今は週末に乗るという感じ使っています。このイベントにはすでに3回ほど参加。個人的にこのイベントの楽しみは、普段からファッションとバイクを楽しんでいるんですけど、ここでは色々な人たちが集まってそれらをたくさん見ることができるということ。そういう機会ってあまりないので。速く走るというよりもファションとして、トータルの雰囲気を楽しむのが好きなんですよね。今回のファッションのポイントは、ツィードのベスト等が多いいので、あえてレザーのベストにしたところ。少し雰囲気を変えた感じですね。」

ロバートさんと1950年製の6Tサンダーバード。

東京都大田区の京浜島から江東区の青海駅付近まで約1時間のパレードコース

参加者たちの話を聞き終え、会場に集まったバイクを一通り見終えた頃にステージでイベント開催の挨拶がスタートした。トライアンフモーターサイクルズジャパンの大貫陽介代表取締役社長による挨拶をはじめ、elfの伏見氏によるコースやスタートに関しての説明、そして最後に参加者全員の記念撮影が行われ、いよいよスタートを迎える。正午にパレードはスタート!参加ライダーは10名程度のグループごとに分けられて走り出し、スタート地点の京浜島を出発してから都内中心部を周りながら、ゴールである青海にあるJ区画臨時駐車場を目指した。

筆者は最後のほうのグループに参加、参加車種としてはやはりトライアンフがその大半を占めるも他メーカーのクラシカルなバイクも比較的多く見かけた。パレードランということで、終始ゆったりとした流れでバイクは進み、都内の景色を味わいつつ走りを楽しんだ。ちなみにルートとしては、京浜島を出てからまずは国道357線を走りお台場方面へ。国際展示場手前で曲がり、豊洲市場前を通って晴海から築地、銀座を抜けて国会議事堂のある霞ヶ関で折り返し。そこからは都道409号線を走り、芝公園前を通過して芝浦方面に。そして最後にレインボーブリッジを渡って、ゴールである青海のJ区画にある臨時駐車場に到着。途中、道を間違えるというアクシデントはあったものの、1時間強で無事ゴール。同じグループで一緒に走り、アクシデントを共にした王さん(33)に話を聞いてみた。

elfの伏見氏から、コースやスタート方法に関しての説明が行われました。
出発前の記念撮影。
10名程度ずつのグループに分かれて出走します。
筆者も出走(写真一番右の黒いヘルメット)。
道に迷いつつも1時間のパレードコースを無事に走りきり、ゴール地点にたどり着いた筆者。
ゴール後の記念撮影。スタート前の撮影時よりも表情が晴れやか!?
参加賞としてトライアンフのオリジナルミネラルウォーターが配られました。
終了後ももちろんバイク談義は尽きません。

参加者は大満足!! 「次回もまた参加したい」

日本に住んで10年という王さんは東京都からの参加。愛車は去年納車したという美しい輝きを放つタンクに一目惚れしたというトライアンフ スラクストンRSのクロームエディション。「このイベントにははじめて参加しました。クラシックバイクが好きで、ネットでスーツを着て走るというイベントだということを知って興味を持ったところからの参加です。自分の周りのバイク仲間はレーサーレプリカ好きばかりなので、今回、会場でたくさんのクラシックバイクが見れ、また一緒に走ることができたのが良かったところ。クラシックバイクの魅力はその歴史を感じさせてくれるデザインですね。今回のファッションのポイントはキレイめなカジュアルスタイル。ちょっと道を間違ったりしましたが、基本楽しかったのでまた次回も参加したいと思います」

王さんと愛車のトライアンフ スラクストンRSのクロームエディション。

トライアンフモーターサイクルズジャパン大貫社長「今後は開催地を増やしより身近なイベントに」

最後に、トライアンフモーターサイクルズジャパンの大貫社長に今回のイベントや今後について話を聞いてみた。

大貫社長「トライアンフとしてはこのDGRが、男性の健康をサポートするイベントであり、またクラシックバイクやビンテージバイクといった車両でパレードを行い、チャリティを募るということに対して、会社としての方向性と合致しているということで2014年よりサポートをさせていただいています。今年2023年はパートナーシップの10年目にあたり、トライアンフは限定250台のT120ブラックDGRリミテッドエディションも作成いたしました。イベントとしては、この数年間コロナの影響で皆が一緒に集まってパレードを行うことができませんでした。今年はようやく皆さんに集まっていただけるようになり、大変嬉しく思います。また今までは東京1ヵ所でDGRのライドイベントを行っていましたが、今年からは全国の販売店にお願いをして、名古屋を始め、各都市でも開催することになりました。なのでイベントに興味があっても東京は遠くて参加することができなかった人なども、身近に感じてもらえるイベントになったかと思います。今後はより開催する都市を増やして皆さんにとってより身近なイベントとしていきたいと考えています。トライアンフの中でもアイコン的な存在であるクラシックモデルで皆様と一緒に走るこのチャリティランイベント、来年もより多くの人たちが参加していただけるよう盛り上げていきたいと思っています」

トライアンフモーターサイクルズジャパンの大貫社長とボンネビル T120ブラック(写真はDGRリミテッドエディションではありません)。

レポート/写真●安室淳一 写真●モーサイ編集部

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