西伊豆ツーリングでレブル500に初乗車!
こんにちは!モトブロガーのぴの子です。先日、モーターサイクリスト読者の皆様とともに西伊豆をツーリングする機会に恵まれました。

海沿い、市街地、アップダウンのある山道、多彩なシチュエーションを走行…その相棒となったのが、2025年にマイナーチェンジを受けた「レブル500」です。これまでレブル250には試乗経験がありましたが、500は初体験でした。


率直に申し上げると…見た目はそっくりでも、中身はまったくの別物です!
レブル500は直列2気筒の本格派
外観はレブル250とほぼ共通です。シート高は690mmで250と同値。大型バイクの中でも群を抜いて足つきが良いモデルといえるでしょう。身長154cmの私にとって、この足つき性は非常に大きな安心材料です。信号待ちやUターン時の不安が少なく、「大型に乗っている」という心理的ハードルを感じにくいのはレブルならではの魅力です。
車両重量は191kg。レブル250と比較すると約20kg増えています。しかし、排気量がほぼ倍であることを考えると、この重量増は非常に抑えられている印象です。大型バイクとしては軽量な部類に入り、取り回しで大きな負担を感じることはありませんでした。
決定的に違うのはエンジンです。レブル250が単気筒なのに対し、レブル500は471ccのDOHC直列2気筒エンジンを搭載しています。最高出力は26PSから46PSへ、最大トルクは22N・mから43N・mへと、ほぼ倍増。

数値上の差は明確ですが、体感の差はそれ以上です。クラッチがつながった瞬間から思わずこぼれた声は「これがあのレブル!?」。見た目がほぼ一緒なので、いい意味で騙されました。低回転からトルクが太く、アクセルを開けるとどんどん前へと押し出されます。低〜中速域を重視したセッティングのため、市街地でも扱いやすく、それでいて余裕のある加速を楽しめます。コンパクトな車体に、想像以上のパワーが詰め込まれている――それがレブル500の率直な印象です。

なお、同じエンジンを共有する兄弟モデル「CL500」と比較しても、レブル500は最大トルクの発生回転数が250rpm低く設定されています。そのため、より低い回転域から力強さを体感できるのが特徴です。クルーザーらしいゆったりとした鼓動感と、実用域での扱いやすさが見事に両立されています。
坂道で確信した「排気量の余裕」
今回もっとも大きな違いを感じたのは坂道でした。この日は複数台の大型バイクとマスツーリング。正直なところ、「離されてしまうのでは」と内心は少し不安でした。しかし、その心配はまったくの杞憂でした。登り坂でもエンジン回転を過度に上げる必要はなく、アクセル操作に素直に反応してぐんぐん加速します。余裕をもって車列についていくことができました。後方からレブル500の走行シーンを見ていた方も、後ほど聞くとその加速感に驚いていたようです。

2025年モデルの進化と気になるポイント
レブルは低いシート高を実現している一方で、構造上サスペンションのストローク量はどうしても限られます。そのため、路面からの衝撃はややダイレクトに伝わる傾向があります。2025年モデルではこの特性を緩和するためか、サスペンションのバンプラバーが改良され、底づき感の軽減が図られているとのことです。
とはいえ、大きめの段差ではその衝撃がはっきりと伝わる場面もあります。クルーザースタイル特有の上体が起きたライディングポジションもあり、衝撃が垂直方向に身体へ届きやすく、体感的にはやや強く感じられました。荒れた路面や段差を越える際には、少し身構える意識が必要です。
一方で、シートの快適性は向上しています。もともとソファのように座り心地が良いレブルですが、ウレタン素材の見直しによりさらに快適性が増しているとのこと。長時間走行でもお尻の痛みは感じにくく、ツーリング性能の高さを実感しました。

そして相変わらずバンク角は控えめです。カーブ時、それほど深く倒したつもりはありませんでしたが、ステップのバンクセンサーを擦ってしまう場面がありました。後日動画を確認すると、コーナリング中のマンホール上で滑ってしまった(かもしれない)影響も考えられますが、いずれにせよスポーツバイクのように積極的に倒し込むタイプではありません。


レブルはあくまで「余裕をもって流す」スタイルが似合うバイクです。その特性を理解して走ることが大切だと感じました。
レブル500はこんな人におすすめ。E-Clutchの可能性は?
レブルのスタイリングや足つきの良さが好き。しかし運転歴を重ねるなかで、高速道路や坂道でのパワー不足を感じ始めている…そんな方にこそ、レブル500は最適な選択肢だと感じました。見た目の安心感はそのままに、走りは確実にステップアップできます。

レブルシリーズにはさらに1100ccモデルも存在します。500の倍以上の排気量!いずれ1100にも試乗し、比較インプレッションをお届けできればと思います。すでに1100にお乗りの読者の方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスをいただければ幸いです。
そして気になるのがE-Clutchの搭載可能性。近年ホンダはE-Clutchを積極展開しており、搭載車種は着実に増えています。初心者の操作負担の軽減という観点からも、レブル500との相性は決して悪くないはずです。現時点で公式発表はありませんが、今後の展開としては十分に期待できるのではないでしょうか。
まとめ
レブル500は、「大型バイクは大きくて重い」という先入観を覆す一台です。足つきの安心感、扱いやすさ、そして排気量ならではの余裕。250の延長線上にありながら、走りは確実にワンランク上です。大型デビューを考えている方、レブル250からのステップアップを検討している方にとって、非常に現実的で魅力的な選択肢といえるでしょう。
「見た目はそのまま、中身はちゃんと本格派」。それがレブル500を表す、ふさわしい言葉だと感じました。
文●ぴの子
レブル500主要諸元
- 車体: 全長2205×全幅810×全高1090mm / 軸距1490mm / 地上高125mm
- 足つき/重量: シート高690mm / 車両重量191kg
- エンジン: 471cc 水冷並列2気筒 / 出力46PS / トルク4.4kgf・m
- 燃費/容量: WMTCモード 27.9km/L / 燃料タンク11L
- 変速機/タイヤ: 6速リターン / 前130/90-16 / 後150/80-16
- ブレーキ: 前後油圧式シングルディスク (ABS標準装備)
レブル500のインプレッション動画は以下よりご覧いただけます。
ホンダ
TEL0120-086819(お客様相談センター)
https://www.honda.co.jp/motor/






































