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【FANTIC CABALLERO (ファンティック・キャバレロ)500シリーズ】フルチェンジ。エンジン/フレームを一新したイタリアンスクランブラー順次日本投入開始!

新型キャバレロシリーズのテーマは「CUORE ITALIANO」=イタリアの心臓!?

新型キャバレロシリーズのテーマは「クオーレ・イタリアーノ」=イタリアの心臓

イタリア・ファンティック・モーター社(以下ファンティック)の日本での独占輸入代理店であるモータリストは、2018年のデビュー以来着実な評価を得てきたファンティックの基幹モデル、キャバレロシリーズを初めてフルモデルチェンジし発売を開始。新型キャバレロ500シリーズは、2024年11月イタリア・ミラノで開催のEICMAショーで披露されたモデルで、新エンジンにより洗練された動力性能を獲得し、新デザインのマフラー、フレームで足着き性も向上させている。

新型キャバレロのテーマは「「クオーレ・イタリアーノ」。意訳すればイタリアの心臓となるが、これはエンジンを含めたすべての主要部品や車両の組み立てをイタリアに回帰させ、熟練の職人がイタリアン・プライドをかけてすべてのファンティックを丁寧に組み上げていくという意気込みを表現したもの。またその目玉となるのが、キャバレロに新搭載されるモトーリ=ミナレッリ社(ファンティックの100%子会社)が製造する2基のエンジン、MM460とMM125である。

新型キャバレロ・スクランブラー500:レッド
新型キャバレロ・スクランブラー500デラックス:ブロンズ
新型キャバレロ・ラリー500
シリンダーヘッドカバーに「BIAL BERO」(DOHCの意)と刻まれた463cc単気筒エンジン

キャバレロ500シリーズの特徴

キャバレロ500シリーズは、スクランブラー500、スクランブラー500デラックス、ラリー500の3モデルからなるが、同シリーズの特徴は以下のようになる。

■MM460エンジン
キャバレロ500シリーズに新搭載となるMM460エンジンは、イタリアで生まれ製造を中国に委託してきたエンジンをフルモデルチェンジさせたもので、ビアルベーロ=DOHCヘッドを与えられたコンパクトなエンジンは排気量を従来の449ccから463ccへとをわずかに増加させながら、全域でパフォーマンスの向上を果たしている。
またエンジンは最新の環境規制のEURO5+に適合し、高速化に対応した新設計のピストンは鍛造製。スリッパ―クラッチを標準装備して単気筒のビッグトルクに対応させつつ軽い操作性とし、きめ細かな制御のために導入されたライド・バイ・ワイヤ―によりトラクションコントロールとABSシステムとを協調制御。さらにはこのクラス唯一のコーナリングABSも採用し、安全性能にも配慮。
そしてMM460エンジンは、旧モデル比+15%ものパワーを発揮。これに合わせてラジエーターの表面積も15%増やし、オイルクーラーも新採用。エンジン単体の重量は40㎏に抑えられるなど、軽量化も追求している。

大容量ラジエターに加え、オイルクーラーも新設された新たな冷却システム

■シャシー&足周り
フルモデルチェンジではメインフレームも見直され、新エンジンに合わせてより軽く、より敏しょうな運動性能へと進化。シート幅は30㎜も狭くなり足着き性が大幅に向上したほか、シートは書類入れも装備したキー脱着式となり、利便性も向上。
さらに前後のサスペンションも見直され、フロントフォークはオイル量やシムスタックまで見直しが図られ、リヤショックには新しいスプリングが採用されリセッティング。調整は前後ともフルアジャスタブルで、厳しいオフロードコンディションでも地面を確実にとらえられるトラクション性能をねらい、あらゆるシーンで安定した走りを実現する。
そのほかボディのスリム化を狙ってエアボックスも一新され、スムーズなエアフロ―にも貢献。フィルターは湿式に変更され、メンテナンス性の向上にも配慮され、エキゾーストシステムもデザイン変更。またキャバレロのデザインアイコンと言える2本出しのマフラーエンドはそのままに、ヒートガードをよりクラシックなスタイルに仕上げながら、低音の効いた歯切れのよいサウンドに進化。マシンのポテンシャルを引き出す設計としている。

エアボックス形状やマフラーも新設計された水冷DOHC単気筒エンジン

■キャバレロ500シリーズのラインアップ
同シリーズの中核となるスクランブラーは、レッドとブルーの2色のボディカラー用意され、豪華装備のスクランブラー500デラックスは従来のグレーに加えて、「ブロンズ」カラーを追加。
そして大きく変更が加えられたのが「ラリー500」。スクランブラーの前後サスストロークを200mmに伸ばし、フロントを21インチ化。またこれに合わせた専用のスイングアーム採用で、あらゆる路面での追従性を確保。さらにグランド・クリアランスは280mmに高められ、スキッドプレートを装備。タイヤにはピレリ・スコーピオン・ラリーSTRを標準装着し、149kgに抑えられた車重によりオフロードでの走破性をさらに高めている。

新型キャバレロ・スクランブラー500:レッド ※ほかにブルーもラインアップ
新型キャバレロ・スクランブラー500:レッド ※ほかにブルーもラインアップ

新型キャバレロ・スクランブラー500デラックス:ブロンズ ※ほかにグレーもラインアップ
新型キャバレロ・スクランブラー500デラックス:ブロンズ ※ほかにグレーもラインアップ

新型キャバレロ・ラリー500 ※ほかにサンドベージュもラインアップ
新型キャバレロ・ラリー500 ※ほかにサンドベージュもラインアップ

ファンティック・キャバレロ スクランブラー500/同デラックス/ラリー500主要諸元

※< >内はラリー
■エンジン 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク96✕64.7mm 排気量463cc
■性能 最高出力45.6ps/8000rpm 最大トルク42.5Nm(4.3kgm)/7000rpm
■変速機 6段リターン
■寸法・重量 全長2080 全幅─ 全高─ 軸距1425 シート高820(各mm) キャスター─ トレール─ タイヤサイズF110/80R19<90/90-21> R140/80R17 車両重量150<149>kg
■容量 燃料タンク12L
■車体色 レッド、ブルー(スクランブラー)、グレー、ブロンズ(同デラックス)<サンドベージュ、グリーン>
■価格 129万円(スクランブラー)、134万円(同デラックス)<140万円>

まとめ●モーサイ編集部  写真●モータリスト

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